鬼術師
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きじゅつし
『吸血姫美夕』のキャラクター。
CV:大塚明夫
『吸血姫美夕』のキャラクター。テレビアニメ版とそのドラマCDに登場する。
冷羽の父で守護神魔の頭領。タキシードを着た細身の紳士。戦闘ではサーベルのような細身の剣を使う。
妻はすでに亡くなっていて、一人娘の冷羽を男手一つで育ててきた。冷羽にとっては優しい父親であり、美夕にも優しく接し、美夕からも慕われている。普段は見世物小屋の座長として、守護神魔の一座を率いて地方を旅してまわっている。
何があっても監視者を護らなければならないという守護神魔の宿命を背負っていて、一座の守護神魔たちと共に美夕をずっと守ってきた。
大正時代、美夕が14歳の誕生日を迎えるのと同時に、守護神魔の一座を引き連れて彼女を監視者に目覚めさせる。その直後、はぐれ神魔・トンビの襲撃を受け、一座の者たちと立ち向かうが、返り討ちにされて殺された。
娘の冷羽に対しては、守護神魔の宿命を背負わせたくない思いから、普通の娘として育てていて、美夕が冷羽と出会った頃には、冷羽はまだ雪女の力に目覚めていなかった。
トンビの襲撃のとき、鬼術師は冷羽に松風を「これがお父さんだよ」と自分の身代わりとして渡して戦いの場から遠ざけていたために、冷羽一人だけが生き残った。
しかし、鬼術師が美夕を守るために死んだこと、死ぬ間際まで鬼術師が冷羽よりも美夕のことを気にかけていたこと(鬼術師が死に際に言ったのは美夕の名前だった)が、冷羽の冷淡な性格を培うことになってしまった。
ドラマCDでは、妻や娘と共に家族揃って登場している。
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