CV:海老名翔太
破壊と蹂躙こそが俺サマの喜びよォ!
概要
キャラについて
現実・ゲーム内の『四女神オンライン』におけるラスボスに当たる存在。
『魔王』のという名の通り、無数の魔物の軍勢を従えている。
ゲームの舞台であるアルスガルドのあらゆる生命を生み出したと言われる世界樹リーンヴェルデを狙って約1000年前にアルスガルドへと進行するが、それぞれ『運命』・『繁栄』・『秩序』・『豊穣』を司る四女神によって封印された(だが、これによって四女神も永い眠りにつくことになるため、実質痛み分けという結果となった)。
その性格は非常に狡猾にして冷酷。
会話には他人を煽るような口調を多用し、一人称には『俺サマ』を用いる。
上記にもあるように破壊と蹂躙をこよなく愛し、他人を陥れる事や破滅させる事を喜びとしている。
魔王軍の幹部『双璧』であるミノタウロスと暗黒騎士も本来、正しき心の持ち主であったが彼の策略によって悪堕ちした結果、魔王軍の軍門に下った。
ラスボスとして姿を現した時はネプテューヌ達に敗北した最高幹部『双璧』の二人を「惰弱な雑魚」と言い放ち。
その後、自身の妨害をしてきたミノタウロスを容赦なく消滅させた。
ゲーム内の活躍
作中では神話等でその名を度々聞くことになるのだが、彼がその正体を現したのは最後の最後となる。
四女神の話によると廃都アトライオに自身の居城である魔界とのゲートを繋ぎ、活動拠点としているとのこと。
だが、アトライオは結界で守られており、それを突破するには双璧を倒す必要がある。
双璧を倒し、開かれたアトライオへの扉。
その最深部でついに魔王は姿を現した。
「おやおやおやぁ!?これはこれは。選ばれちゃった皆様じゃあーりませんの??ウヒヒヒヒ……」
だが、最終的に彼は女神たちの前に敗北し、女神特製の棺桶の中で永遠に封印されることになるのだった……
性能・能力
『禁呪』と言われる一度の使用でも使用者を消滅させるクラスの魔法を易々と使える程の魔力を持ち、絶対防御の禁呪闇のカーテンで常に自信を覆っている。
しかもプレイヤーはギミックアイテム『リーンクリスタル』でしかこの闇のカーテンをはがすことは出来ない。
この闇のカーテンの絶対防御のみならず周囲のキャラのステータスを下げていくという正しくチート級の魔法。流石、使用者を消滅させる程の魔力を消費する魔法である。
戦闘キャラとして非常に強く、黒い魔力弾での遠距離攻撃を主な戦術とし、その他、様々な派生技を持つ。
更に通常時の防御力も高く、ゲーム内とはいえ四女神を相手に一体で痛み分けに持ち込んだと言われても納得できる程である。
過去
そんな魔王である彼だが、元々は特別な力など持たない、下級の魔物であった。
だが、ある日。
魔術の始祖に出会い、師事する中で、眠っていた才能を開花させていく。
遂には禁呪まで体得した彼は魔界随一の術者へと成長、その圧倒的な力で魔界を治める魔王となる。
だが、彼は王の座に飽きたらず更なる力を求め続けた。
ついには禁呪の力で寿命や物質としての体という概念を持たない、不死の身を得るのだった。