ストーリー(パチンコ版・~麗しのテンパイ乙女~より)
麻雀温泉街。
ここは4年に一度開催される、雀鬼たちの祭典「雀王決定戦」の開催地。
本戦開始のこの年、全世界から屈指の実力をもった雀士たちが続々と集結していた。
そこへ訪れる美人三姉妹。一見してこの街に似つかわしくないその美貌。
しかし彼女らもまた、才能を秘めた雀士である。
「風上三姉妹」、雀界でその名を知らぬ者はいない伝説の女流雀士「風上楓」の娘達。
雀王決定戦に於いて無冠のままこの世を去った悲劇の女雀士・・・。
彼女らは亡き母の想いを叶えるためにこの地を訪れた。
技術、度胸、ツキ。麻雀に必要な要素を全て合わせ持っていた楓だったが
雀王決定戦に於いては3大会連続準優勝という不名誉な記録に終わっていた。
そして、自らの雀力の全てを注いで挑んだ前回大会。
またしても彼女は決勝で敗れ、その後、息を引き取った。
その3回の決勝の相手だったのが雀王決定戦優勝者、雀王「ドーラ」。
ドーラはその類まれなる雀力で雀王決定戦を連続制覇し、麻雀温泉街の支配者として君臨している。ドーラの人知を超えた雀力と支配者の連続優勝には何か裏があるという噂も絶えない。
三姉妹の心にはいつしか、真相の究明とドーラへの復讐心が芽生えていた。
そして、ついに雀王を決する本戦が始まる。
果たして三姉妹は宿敵ドーラを打ち破り、亡き母の無念を晴らせるのか。
これは、美人三姉妹の数奇なる運命の物語である。
概要
1991年登場の初のカラー液晶搭載パチンコ・麻雀物語が元祖。
2012年のパチンコ・麻雀物語 ~麗しのテンパイ乙女~で風上三姉妹がデビューを飾る。
その後、パチスロにも同タイトルが登場するが、両機種の世界観の繋がりはほとんど無い、パラレル・ワールドといってもいいだろう。
なお、パチンコ版2については別項を参照されたし。
機種紹介
パチンコ版
麻雀物語 ~麗しのテンパイ乙女~(2012年)
風上三姉妹のデビュー作。ミドルと甘デジのST機。8個保留(MAX8)のスピーディーな消化とパトランプの快感がウリ。
パチスロ版
麻雀物語2 激闘!麻雀グランプリ(2012年)
5号機、AT機。CZ(チャンスゾーン)クリア、若しくは特定G数到達でAT・麻雀GPに突入する。上乗せ契機・演出が多彩。
麻雀物語3 役満乱舞の究極大戦(2015年)
5.5号機、AT機。1000円あたり45G前後とコイン持ちが良くなった反面、初当りが重くなった。枚数管理型に変わった以外、ゲームフローは前作とほぼ同じ。
麻雀物語 役満乱舞のドラム大戦(2017年)
パチンコだが、登場キャラ・舞台がパチスロ版3とほぼ同じなので、パチスロに分類。
ハイライトミドルと甘デジの引き戻し高継続型一種二種混合機。大当り消化後の8回転のチャンス・麻雀GP(初当りからの突入率・50%、継続率80%以上)で連チャンを重ねてゆく。(甘デジ版は麻雀GP初当りは5回転、2連以降は8回転)
登場キャラクター名
両機種に登場
風上まどか(cv:伊藤静)
風上楓(cv:伊藤静)
パトランラン(cv:戸松遥)
パチンコ版に登場
マシロ(cv:中司ゆう花)
ミドリ(cv:ひと美)
アカネ(cv:〆野潤子)
アキラ(cv:石塚堅)
アンナ(cv:沢城みゆき)
ロンロン(cv:???)
ドーラ(cv:若本規夫)
パチスロ版に登場
アミー・キルバンシュタイン(cv:笹本菜津枝)
神楽詩音(cv:〆野潤子)
Dr.レム(cv:田村奈央)
リサ如月(cv:笠原あきら)
MEI-DO 2012(3はMEI-DO MARKⅡ)(cv:高村優里)
キャプテン・ローズ(cv:青山彩奈)
リリー・ランスロット(cv:笹本菜津枝)
アーニャ・ジョーカー(cv:中司ゆう花)
ドロシー・ジェファーソン(cv:〆野潤子)
ケミカルよしこ(cv:中司ゆう花)
ロスハート姉妹(エリー&マリー)(cv:浅井清己)
マリア・エリザベス(cv:ひと美)
雀神パイコ(デカパイコ)(cv:笠原あきら)
パーレンちゃん(cv:井澤詩織)
天の声(cv:立木文彦)
その他
新潮社よりコミカライズ版がだされていた。