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黄海(十二国記)

こうかい

小野不由美氏・著の小説『十二国記』に登場する土地の呼び名。
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概要

世界の中心に位置する土地。十二国とほぼ同じ大きさであるが、はおらずしたがって国ではない。気候は外界と違い、中央に行くほど(山を登るほど)温かい。砂漠樹海、沼地、岩山などからなり、無数の妖魔が生息している。全体としては四方を海に囲まれたほぼ円形の大地であり、その周囲は金剛山と呼ばれる巨大な山脈が雲海を貫いて聳え、あらゆる出入りを封じている。僅かに厳重に警護された4つの門があり、至日(冬至と夏至)と中日(春分と秋分)の正午から1日だけ、時計回りの順にそれぞれ年に一度開いて往来を許す。

人が入るにはきわめて厳しい地域である。土地勘のない者が旅をする場合、夜になると妖魔の群れが襲ってきて護衛を連れていても防ぐことは困難である。飲み水や安全な通路の確保も難しい。そこでこの土地に詳しい剛氏と呼ばれる案内人たちが、後述の蓬廬宮に向かう人々を支えている。また妖魔だけでなく乗騎に適した妖獣も生息しているため、これを捕える職の朱氏と呼ばれる者たちもいる。

五山と蓬廬宮

黄海の中央には五山と呼ばれる5つの山々が聳え、神仙が住まうという。そのうち蓬山には麒麟が生まれて幼少期を過ごす蓬廬宮がある。蓬廬宮には麒麟の世話を職務とする女仙たちがおり、また生まれた麒麟が成長し王を選べる年齢となると、その麒麟が属する国から麒麟に選ばれて王になろうとする者たちが黄海を越えてやってくる。これを昇山という。五山の果ては天帝やそのほかの天の神々が住む玉京に通じるというが、あくまでも伝説である。


関連イラスト

十二国記 蓬山



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