概要
上記の通り、両作品の舞台の一つである「ピスタチオ学園」の数学教師で、『むろみさん』の主人公・向島拓郎と接触することが多い。『むろみさん』の方が長期連載されているため、なおかつキャラ印象は同作の方が強い。
人物
サングラスと長髪、無精ひげと荒々しい口調が特徴。喫煙者。
妻子持ちで、2児の父でもある。
『ピスタチオ学園』では、ギャグ描写とはいえ魔術的な技も使える設定だった。
アニメでは台詞なしの1カットのみ登場。
拓郎いわく「破天荒」な人物で、その名に違わず型破りな生徒指導を施す。
主に授業用のコンパスを用いて、素行の悪い生徒や決断のつかない生徒に体罰や活を入れたりするなど問題教師でもあり、保護者からも苦情が入っているが、「俺のところで授業を受けたくないなら学校を辞めちまえ!」と返すほどの教師生命を恐れない鋼メンタルのバイタリティの持ち主である。
だが、これらの指導方針は、生徒を難関である国立大学に進学させることを前提とした必要悪の行動であり、自身が受け持ったクラスで授業を受けた生徒の大半を国立大学に進学させるという実績を出している(クビにならないのは、そのためだと思われる)。
終盤近くで拓郎が進学を控えた3年次に国立大学の推薦状を手渡した。卒業前後にも拓郎から感謝されるが、「俺はただ数学を教えただけだ」と教師の鏡を見せた。