データ
型式番号 | F-15・ACTV |
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開発 | ボーニング社 |
搭乗衛士 | タリサ・マナンダル、ヴァレリオ・ジアコーザ |
武装 |
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概要
第2世代戦術機「F-15イーグル」にアビオニクスの換装とモジュールを追加することで準第3世代戦術機の性能に向上させるという「フェニックス構想」の実装実験機。
開発主任はF-14トムキャット、YF-23ブラックウィドウの生みの親フランク・ハイネマン
早期警戒機として探知機能と加速性能、順高性能を高める改修が施された。
そのため機体各部にレーダー、センサーの増設とスラスターの増設及び強化が施され素体となったF-15Cの潜在能力を存分に引き出すことに成功した。
細かく言うと
膝部ウェポンブロックを追加センサー搭載型に換装、腕部と頭部に空気力作用を与えるレーダーユニットを増設。
肩部の装甲ブロックはスラスター内蔵型へ換装。
背部ウエポンラックが跳躍ユニットと同等の推力を持つスラスターユニットを装着可能へ変更。
跳躍ユニットは2基を1組にした新型へ換装。
これらの改修により瞬間的に12Gという驚異的な加速力を得ている。
また日本機と同じく腕部や頭部のアンテナベーンは空力制御の役割を持ち、各部の増設スラスターの併用による高機動は後の不知火弐型、F-15seサイレントイーグルへと続いていく。
但し欠点として、換装可能とはいえ背面武装がオミットされた上に増強した推力により燃料消費は上がっており持久力に乏しいという欠点を持つ。
その為、長距離移動には増槽を装着出来るようにして対応している。
ボーニング社によって2機が製造され、ユーコン基地のアルゴス試験小隊に配備された。