概要
パレオロゴス作戦が失敗に終わり、ヨーロッパ方面での敗戦も加わった戦闘情報により重装甲だったコンセプトから一転、機動性を重視した基本設計へ変更した。
重心を上に集め倒立性を高め、最も被弾率の高かった肩部を他の部位の盾とすべく巨大化・重装甲化し。それ以外の部位は要所のみに装甲圧を分配。
パルスドップラーレーダーなどの電子機器の刷新、その基本設計によって不安定な重心・姿勢となった機体の操作をコンピュータが能動的に介入し補正することで操作を成立させるCCVのような基本設計となっている。
このため、OSから各部の電子機器が一新されており、オペレーション・バイ・ワイヤ(OBW)と呼ばれるシステムが導入されている。(第1世代機時点での技術では機動力を重視した場合、パイロットが扱えない不安定な機体となっていたが、OBWの実装で解消された)
第2世代機が普及後も運用されている第1世代機は第2世代機の技術を導入して近代化改修が繰り返されておりかなり近いところまで性能が向上している。
また、第2世代機も最新技術でアップデートされており第3世代戦術機の要素の幾つかを獲得した機体は第2.5世代機と呼ばれる。