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概要編集

制式名称はFFR-41 メイヴ(開発ナンバーはFRX-00)。

原作とOVA版では設定が多少異なる為、特記ない限り原作版の設定を記述する。


FFR-31MR/Dスーパーシルフの後継機として開発された戦術偵察機。「敵性体ジャムがスーパーシルフに手を焼いている原因は機体性能ではなく、パイロットの戦術行動によるもの」というジェイムズ・ブッカー少佐の分析を反映し、本来無人機として開発されていたFRX-99 レイフを有人仕様に改修した経緯を持つ。


戦闘中行方不明になった深井零の捜索も兼ねた実戦評価試験の最中、ジャムに撃墜されたスーパーシルフ「雪風」から本機の電子頭脳へ中枢機能が転送されたことにより、本機が戦闘機械知性体「雪風」としての意思を確立した。


形状はスーパーシルフより僅かに小型のクリップドデルタで、可動式の尾翼と前進角先尾を備える。エンジンはスーパーシルフと同様のスーパーフェニックスMk.XIを二機備えた双発機。黒いボディにはコムセンスジャマーと呼ばれる機能を備え、敵機に視認されてもAIにノイズと誤認させる事で自らの存在を隠蔽する事が可能。性能的には「あらゆる面でスーパーシルフを上回る」とブッカー少佐から評されている。一方、マンマシン・インターフェースの部分では最新鋭と言えない部分もある。


一方、OVA『戦闘妖精雪風』では前進翼を主とした可変翼機であり、垂直尾翼を持たないなど近未来的なデザインに変更された。正式名称はFRX-00だったがFFR-41MRに変更されている。

エアブレーキなどを兼ねた回転軸と折り畳み軸を持つ前進翼を持つが、高速飛行モードでは主翼の一部を反転させることで後退翼となる。

主翼には稼働軸より先に上下に兵装搭載用ステーションを持ち、後退翼時には機種側に向くように向きを変える。

コックピット部分も特徴的で、カプセル状のコックピット部分は機首内と胴体上部に移動可能となっている。

空中給油はフライングブーム方式。コックピットカプセルの移動部分にあり、機種に収まった飛行状態ではせりあがって給油口が露出する。

3巻にてジャム機のような赤い紋様を発生させるジャムセンスジャマーと呼ばれる機能と、機体固定用のワイヤーアンカーが追加された。pixivで公開されているメイヴのイラストは殆どがこのOVA版のものである。

4巻の冒頭でエンジンがFNX-5011-D-20 フィーニクス Mk.XIからFNX-5011-D(VC)・スーパーフェニックスMk.XIに換装されており、機体上部に開閉式のラムエアインテークを備える。

5巻のFAF地下空洞都市内での戦闘の際にはすべての兵装ステーションに搭載した重武装したうえで4基のJATOを装備して垂直離陸を行った。


スーパーシルフと同様に高度な武装、電子装備を備えており、地球軍機との模擬戦ではコムセンスジャマーで透明化して接敵し、サイバー攻撃によって武装すら使用せず一方的に無力化している。基本的な武装は各種空対空ミサイルや20ミリバルカン砲だが、OVA版では個別誘導クラスター爆弾や燃料気化爆弾、フリップナイトシステムのものを流用したレーザー機関砲を搭載したこともある。


アニメ版デザイナーである山下いくと氏により公式擬人化されている(詳細はメイヴちゃんの項目を参照)。


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戦闘妖精雪風

FFR-41(タグ数ではこちらが多い) FFR-41MR

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