HK416Cは、H&Kのアサルトライフル『HK416』のコンパクトモデル。
概要
2009年発表。hk416"C"は、CompactまたはSub-Compactの略とされるが、当初はMP5のようにHK416K(Kruz)やHK416 PDWと呼ばれる予定だったとか。
ストックを最も短縮させた状態で560~575mm程度で、HK416の元となったAR-15の中でもコンパクトモデルとして有名なコルト607より更に10cm程全長が短くなった。
基本的に長さ10.4~20"の銃身が用いられるベースモデルに対して、本銃には9inのものが用いられている。銃身長の短縮とともにフラッシュハイダーが変更されており、ベースモデルの鳥かご型から四叉のスリットが入った肉厚のもの代えられている。(メイン画像のものとは異なる)
ハンドガードも9"の銃身に合わせてやや短いものが用いられているほか、ストックは伸縮式のワイヤータイプで、バッファーチューブも短いものに変更されている。このため、リコイルバッファーやリコイルスプリング、ボルトキャリアも本銃専用のものである。
アメリカとイギリスの特殊部隊で採用されたという。