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P14エンフィールド

ぱたーんわんふぉーえんふぃーるど

P14エンフィールド(Pattern 14 Enfield)とはイギリス製のボルトアクション式ライフルである。
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概要編集

1915年にイギリス軍が開発した軍用ボルトアクション式ライフル。

物資不足を受け、戦前に採用検討されていたP13エンフィールドを再設計し303ブリティッシュを採用できるようにしたもの。構造上、リー・エンフィールドより重いが密閉度が段違いに高く、お陰で長距離での命中精度が高かったことから人気を博し、狙撃銃仕様も多数作られた。


当初はイギリスに生産力が不足していたため、アメリカのウィンチェスターとレミントンに委託生産契約が取り付けられた。大口の委託であり、レミントンはこれを受けて生産専用の子会社エディストーンまで設立するほどだった。


しかしコレが良くなかった

各工場の技術力がバラバラだったせいで、各部品が噛み合わない自体が起こったのである。

このせいで補給が滞り、一時凌ぎとしてそれぞれの生産とわかるように、w(ウィンチェスター)、R(レミントン)、E(エディストーン)と銘打たれる事となったが、それでも補給の停滞は致命的だった。

そのため、1916年にはコレを解決するためバラバラでも動くようにボルトラグを拡大させたマークI*に改良される。

そして最終的に第一次世界大戦中にはウィンチェスターは235,293丁、レミントンが400,000丁、エディストーンが 600,000丁を生産。合計1,235,293丁が製造された。

この多すぎる生産数のおかげで、戦時の間に合わせだったP14はその後もリー・エンフィールドと共に採用を継続、1926年にはNo3Mk1として軍用の正式な名前が与えられた。

第二次世界大戦や朝鮮戦争の際も在庫が用いられた。


また、第一次世界大戦でアメリカ軍が正式に参戦した時には上記の通り委託だった事から、せっかくだからとアメリカ軍と補給を一部統一化する事を提案。これが承諾され、アメリカ軍にはさらなる再設計を施した30-06スプリングフィールド弾仕様のM1917エンフィールドが供給された。


フィクションでの使用編集

Verdun - 第一次世界大戦を題材にしたFPS。アンザック、ハイランダーズ、トミー小隊の兵士が使用可能。

BattlefieldHeroes - PvPメインのFPSシリーズ7作目。ロデリック スーパーライフルとして使用可能。


性能編集

全長1175mm
銃身長660mm
重量4.2kg
使用弾薬.303ブリティッシュ弾(7.7×56mmR)
装弾数5
口径30口径

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