概要
スクウェア・エニックスより発売された3DS用ゲーム「ブレイブリーデフォルト」のスピンオフノベライズ。
2013年12月5日刊行。著者は月島総記氏。
全2巻(上下巻)。
小説の内容
- ゲーム本編である「フライングフェアリー(オリジナル版)」「フォーザシークウェル(完全版)」のその後を描いた作品。主人公はリングアベルとなっている。
- 原作のゲームと大きく違う点は、原作にはなかった「∞世界」というパラレルワールドが舞台となっていることである。舞台は同じくルクセンダルクで、パラレルワールドと言ってもオリジナルキャラクターの登場はない。
- リングアベルが「救える奴は全員救おう」という信念の元、原作で命を落としてしまったキャラクターを(敵味方問わず)次々と救っていくことが、本書の1つの見所となっている。
- なお、公式は本書について「あくまでif」と明言している。
ノベライズ版の続編「Rの手帳セカンド」について
- 「Rの手帳セカンド」というタイトルで、「Rの手帳」の続編が2015年4月23日に刊行されている。著者は日向もやし氏。全2巻(上下巻)。
- 前作とは異なりアフターストーリーではなく、ゲーム本編と平行した内容となっている。
- 「Rの手帳」同様∞世界が舞台として登場するが、本書は5の世界と∞世界を行き来することとなっており、セカンドのゲーム本編の補足的内容も多い。
- セカンド版のノベライズについても、公式は「あくまでif」と発言しているが、上述したようにあまりにもゲーム本編(*セカンド)とリンクしているため、ファンの間では「ifとは言い切れない」という意見も少なくない。