掲載誌は『チャンピオンRED』(秋田書店)で、2002年10月号から2005年8月号まで連載され、『RAY -THE OTHER SIDE-』は同誌で2006年5月号から同年9月号まで連載された。
『週刊少年チャンピオン』に連載されていた手塚治虫作の漫画『ブラック・ジャック』をベースにしており、闇の組織に運命を翻弄されつつも、特殊能力を駆使してあらゆる奇病に立ち向かう女性医師の物語を描く。
2006年には『RAY THE ANIMATION』のタイトルでテレビアニメ化された。アニメーション制作は「OLM TEAM IGUCHI」。
B.J.は原作では最後まで謎の男だったが、アニメでは最初からブラック・ジャック本人として登場。声もアニメ版声優の大塚明夫である。
また実写版がアニメに先駆けてDramagixレーベルより2005年冬にVシネマとして発売された。零役をアニメ版と同じ野川さくらが演じ、実写版オリジナルキャラとして村上幸平や小川輝晃、宮崎羽衣が出演した。
春日野 零(かすがの れい)
声 - 野川さくら
本作の主人公。正体不明の女医。
幼少期に組織の手により“白い部屋”に仲間と一緒に監禁されていた「ナンバーズ」の一人。その後に両眼を失うものの、B.J.(ブラック・ジャック)に透視眼を移植されて視力が戻っただけではなく、透視能力を開花させた。そのオペ技量はB.J.と同等と評されている。
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