概要
以前は週刊少年チャンピオン、チャンピオンREDに不定期連載されて、単行本2巻が出た後、2016年9月号のチャンピオンREDより改めて連載がスタートし2018年2月号まで連載された。
1話完結の話や、2,3話程度のオムニバス形式の作品となっているが、再連載版に関してはほとんど続き物となっている。
スクール水着姿の「人魚」という、一見単なるフェチ作品かと思いきやホラー作品であり油断するとややグロ目のシーンも出て来る。
人魚の肉を求める少女(たまに妙齢の方も…)達のドロドロ確執や駆け引きなどサスペンス要素も強く、たまに百合要素もあったり。
あらすじ
深夜、学校のプールに現れるという”人魚”。
「その肉を食べると、恋が叶う」という伝説に惹かれ、
少女たちは人魚狩りに奔走する。
本作の人魚の設定(ネタバレ注意)
- 日没から夜明けまでの間に、学校のプール前で呪文を唱えると人魚が出現する。呼び出せるのは基本的に女性のみ(これにも若干の抜け道がある)。
- 「人魚」とはいうものの、外見は普通の人間の少女で足もあり、アルファベットの書かれたスクール水着姿。
- プールだけでなく、壁や通路も泳ぐように移動しすり抜ける事が出来、水しぶきが発生する。
- 基本的に言葉は発さず「ピイ」などと鳴き声をたて、微笑むような表情を浮かべ続けている。
- 人魚に関する呪文や注意事項、体験談が書かれた手帳がありそれが女子学生達の手を渡り歩いているが、そこに書かれているルールが全て人魚の習性や特徴をカバーしきれているわけではない。
- 呪文で人魚を呼び出すと、その時点から学校のセキュリティが無効化される。呪文を唱えていない人間、男性が唱えた場合、普通は人魚の姿は見えないが心が女性の人(トランスジェンダー)が呼びだした場合に男性でも人魚が見える。
- 好きな人のイニシャルと同じアルファベットの文字をつけた人魚を食べることで恋が叶う。人魚は普通の刃物や鈍器で、普通の人間と同等レベルで簡単に殺せる。
- 人魚の肉を食べると恋が叶うと言われているが、日の出までに食べないと呼び出した者は人魚になってしまう。 人魚化回避の目的のみならば、食べる人魚はイニシャル関係なくどれでもよく、血を舐める程度でも十分。
- 呪文を唱えた者が両思いだった場合、人魚は嫉妬し化物じみた形相と化し襲ってくる。
- 例外だが、男が人魚を呼びだして夜が明けた場合、スクール水着姿になるが、体は女の肉体になっている
- とある少女が変化した人魚によると、最初の人魚は「Q」の人魚。
関連タグ
魔女化…少女達が人外に堕ちる繋がり。