概要
人間とサルが融合した戦士が戦いを繰り広げる。主人公はアイアイと融合し、アイアイ特有の長い中指を使っての突き攻撃“スティング・フィンガー”を必殺技とする。
ストーリー
大災害“レッドスリー”に見舞われた世界が舞台。復興作業が中途半端で荒廃したままの箇所が多いながらも人々は希望を捨てずにけなげに生きるが、レッドスリーで両親を失ったジェイド・シャドウズは希望を持てず自殺を決意する。しかし自殺を決行しようとした日、ジェイドは高校の生徒・教員らと共に独裁者プロフェッサー・バブーン一味に人体実験に使われるために拉致され、その結果スーパーアイアイと融合、スティング・フィンガーへと変身する。その日を境にジェイド達とバブーン軍との戦いの日々が始まる。
登場キャラクター
対テロ部隊
プロフェッサー・バブーンを討伐するチーム。バブーン側からは“スティング・フィンガー軍”とも呼ばれている。
主要人物
・ジェイド・シャドウズ:本作の主人公。スーパーアイアイと融合し「スティング・フィンガー」と呼ばれるようになる。
・ラズリッヒ・レヴィング:ジェイドの幼馴染み。ラズリーと呼ばれている。空気圧を発生させる腕時計を駆使する。
・ノヴァエラ・キャリオン:ジェイドとラズリーの高校の担任教師。元スナイパー。記憶喪失している。
・ウホックス:マンドリルとの融合体。ストロング工業で働いている。
・ロリス:ワオキツネザルとの融合体。野生児で本名や生年月日が不明。
・サーファ:対テロ部隊の隊長。
・タック:対テロ部隊の補佐官。
・クロウリー:元戦士で武術の講師。
バブーン軍
名前の通りプロフェッサー・バブーンが統率する軍団で独裁政権によって国を支配している。
・プロフェッサー・バブーン:本作最大の悪役。融合の発案者で自身は極限まで力を高めたヒヒとの融合体。
・スリザー:バブーンの娘。ジェイドとラズリーと幼馴染み。病気のアイアイと融合する。
・ラトル:ヒヨケザルとの融合体。バブーンと共にスーパーアイアイを作った。
・ヒューダム:マントヒヒとの融合体。バブーンの部下では最強の戦闘力を誇る。
東西南北の4強 (それぞれ4つのエリアに配置されているバブーン軍幹部)
・メリカ:南エリアの長
・アスラ:東エリアの長
・デメガ:西エリアの長
・レイヤ:北エリアの長
その他
番外編にあたる「特別編~奪われたSTING~」が作者の自主出版で単行本化されている。
本編の第7話から第8話の間で起こった出来事を描いている。