概要
2016年8月に公式発表され、19日に発売が開始された。
日本では販売されなかったが、後述する問題を考えれば寧ろ良かったのかもしれない。
性能
CPU:「Snapdragon 820」若しくは「Samsung Exynos 8890」
外側カメラ画素数:約1,220万画素(デュアルピクセル)
内側カメラ画素数:約500万画素
ディスプレイ:約5.7インチ WQHD(2,560×1,440)
RAM:4GB
ROM:64GB
SDカード:microSDXC(最大256GB)
電池容量:3,500mAh
高さ×幅×厚さ:153.5×73.9×7.9(mm)
重量:約166g
Sペン
ペン先:0.7mm
筆圧感知レベル:4096
Galaxy Note史上初の「デュアルカーブスクリーン」を採用。
画面のロックを解除しなくてもSペンに書ける「Always On Display」搭載。
他にもGIFファイルの作成可、防水対応などを売りにしていた。
発生した問題
発売当初は高性能と謳われていたGalaxy Note 7だったが、発火する事故が続出した。
9月16日にリコールが発表されたがリコール後の代替機までも発火し、航空機内での発火事故はCNETにも取り上げられた。
結果、発売から約一か月で生産と発売が中止される事となった。
2017年1月23日の記者会見で、2社でそれぞれ制作していたバッテリーに原因があったと発表された。
A社のものは設計上に問題があり、B社のものは製造工程に問題があったとの事。
影響
以前はGoogle検索予測で「why japanese hate samsung」とネット上で議論される程に海外でサムスンを疑う人はほとんどいなかった。
だが相次ぐ爆発事故を切っ掛けに信頼は失墜し、2017年以降のシェア低下という形で現れた。
そしてスマホ型の爆弾が出てくるGTA5のMODが作られたり、「サムスンがお金や交渉で隠蔽しようとした」という情報が流れたり、スマホが発火、爆発する動画が沢山上がったりと、samsung(サスムン)の名が悪目立ちするようになった。
発売してない筈の日本人にも知られた事で、ハロウィンの街中で「爆発した『Galaxy Note 7』のコスプレ」をする人が出現した。
今でもサムスンと聞くと「爆発するスマホを作ってる会社」という先入観の為か、未だに日本で「Samsung」という文字を表立っては使えない模様。
そもそも誤魔化す事に定評のある韓国の会社である為、事件がなくても隠したままかもしれないが。
実害があった海外ではサムスンのスマホの発火事故がある度に話題に上がり、
航空機内での発火事故を切っ掛けに航空機に持ち込めなくなったサムスンギャラクシーまで出てきた。
余談
S4が爆発して15歳の女性が火傷を負ったりCore Prime がリコールされていなかった事が話題に上がっていたりと、他のサムスンギャラクシーによる発火事故が確認されている。
関連タグ
GOS・・・発火対策と思われるシステムアプリ
ヒュンダイ・・・車を作ってる韓国企業。「爆発する車を作ってる会社」という先入観がある。