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SamsungGalaxy

さむすんぎゃらくしー

サムスン電子が展開するAndroidスマートフォンおよびタブレットのブランド名。
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概要

Galaxyとは韓国サムスン電子が展開するAndroid搭載スマートフォンおよびタブレットPCのブランドのこと。日本ではDocomo向けのGALAXY S SC-02Bが初。それから2年間くらいはDocomo独占だったがau向けにも機種を出している。またGalaxyシリーズに消極的なソフトバンクも一時期Galaxy S6 Edgeを発売していた。

GALAXYシリーズ自体数多くのバリエーションがあり、日本では主に「S」「Note」「Tab」シリーズが出回っている。

日本ではスマホ黎明期からiPhoneの支持が高いこともあってか比較的マイナーだが、海外(特にアメリカ)ではiPhoneシリーズと肩を並べる程の人気を誇っており、常にトップシェアをめぐって争っている。

ただし日本でもガジェットマニアやスペック主義のユーザーを中心に一定の需要があり、フラグシップ端末の新機種が発表された際には各種ニュースサイトにてiPhone並に大きく取り上げられることも多い。

製品一覧

※本記事では日本に出回っているGalaxyシリーズしか記載しない。

Sシリーズ

フラッグシップモデル。最先端のCPUを搭載する等、世界的に見ても最高クラスの性能を誇る。
シリーズを通して自社開発の有機ELディスプレイを採用しており、色鮮やかで美しい映像を実現している。
S6以降の端末ではディスプレイの両端が曲がった「曲面ディスプレイ」を採用したモデルを発売している。
S8ではそれまで16:9が標準だったディスプレイの画面比率を18.5:9まで引き上げ、かつ画面占有率80%越えを実現した「infinity display」を採用している。
S9ではカメラの絞り機能が追加され、より明るい所や暗い所の撮影が綺麗になっている。
該当するのは

  • GALAXY S
  • GALAXY S Ⅱ
  • GALAXY S Ⅱ LTE
  • GALAXY S Ⅲ
  • GALAXY S Ⅲ α
  • GALAXY S4
  • GALAXY S5 
  • Galaxy S6/S6 edge
  • Galaxy S7 edge
  • Galaxy S8/S8+
  • Galaxy S9/S9+

Noteシリーズ

5.3インチを超える大型のディスプレイと専用のタッチペン「Sペン」での入力に対応したモデル。Sシリーズに並ぶフラッグシップモデルとなっている。ファブレットという分野を確立させた偉大な機種。世代を重ねるごとに画面サイズが大きくなる特徴がある。
Note9はSペンにBluetoothを搭載し、カメラのシャッター等の遠隔操作にも対応する。
該当するのは

  • Galaxy Note
  • Galaxy Note2
  • Galaxy Note3
  • Galaxy Note Edge
  • Galaxy Note8
  • Galaxy Note9
特にNote Edgeは本体の右側面にも別途タッチ箇所を設けた「エッジスクリーン」なるものを導入している。

Jシリーズ

日本市場特化モデル。性能に関してはフラグシップのSのシリーズに準ずるがデザインやカラーバリエーションが日本人好みになっている。
該当機種はGalaxy Jのみ。

Tabシリーズ

その名の通りタブレットPC。
該当機種は

  • GALAXY Tab
  • GALAXY Tab 10.1 LTE
  • GALAXY Tab 7.0 Plus
  • GALAXY Tab 7.7 Plus

事件・裏事情など

発売当初はそのデザインゆえライバル機種であるiPhoneパクリであることが指摘されていた。(当時アップルのCEOだったスティーブ・ジョブズもそう発言していた)
「S3」以降は大型ディスプレイや丸みを帯びたデザインでiPhoneとの差別化を図ったものの、2018年6月末に示談にて和解が成立するまでのおよそ7年間アップルとの訴訟合戦を行っていた。
何度か敗訴しており、一部のモデルは販売禁止に追い込まれている。
またiPhoneに対抗して作られた端末ということもあり(かつてDocomoもその意図があり、iPhone 5の発売時に宣伝部長が「なんとか5」という発言をして一時期話題になった。)iPhoneの欠点とGalaxyの長所を対比するというある種挑戦的な比較CMを展開しており、賛否両論巻き起こっている。シェアトップのアメリカでは概ね称賛や同情のコメントが寄せられているが、iPhoneのシェアが大きい日本は勿論のこと、アメリカ程ではないものの比較的シェアが大きい韓国ユーザーからも「レベルが低過ぎる」と否定的なコメントを寄せられている。
一応言っておくと、同CMではイヤホンジャック撤廃や画面の形状が歪になるノッチ、外部ストレージの非対応など実際にiPhoneが抱えている欠点も指摘しており、完全に的外れな批判とは言い切れない面もある。近年他企業がAppleのやり方に倣うことが多い中(ノッチを付け出したりイヤホンジャックを取っ払ったり等々)あえてAppleに対して反発する姿勢を見せている事自体を評価する声もある。
…のだが、最近の比較CMはわざわざ旧型iPhone6と最新機種Galaxy S9を比較するものもあり、iPhoneの欠点を的確に指摘してきた切れ味に陰りが見えつつある。

サムスンのアップルに対する敵愾心はこれだけに留まらず、ソチオリンピックの時には各国の選手に対して「Galaxy Note3を無償提供するから開会式でiPhoneを使う場合はAppleロゴを隠せ」と要請するという国際問題になりかねないことまで行っていた。
(当然ながらIOCは「iPhoneを使う際にAppleロゴを隠す必要は無い」とコメントしている)

Galaxy Note7のリチウム電池に欠陥があり、いきなり煙を吹いたり発火したりする事故が相次いだ。ほぼ同時期Galaxy S7でも同様の爆発事故が発生し、リコール時に交換した製品までもが爆発するという異常事態を招いてしまった。
世界各国の航空会社によってNote7の機内持ち込みが禁止される事態にまで至った。
7という数は一般的には縁起の良い数として知られるが、Galaxyシリーズに限ってはそうでは無かったらしい。
この事故に対する調査は非常に難航し、サムスンの対応もかなり遅かったためユーザーから厳しく批判された。
ちなみに発火の原因はバッテリー内にある絶縁シートの変形及び亀裂によるショートである。
この事件を切っ掛けにバッテリーをこれまでのATL社から村田製作所に切り替える方針をとったというニュースが流れ、(主に日本で)物議をかもした。
しかし最終的に自社製で落ち着いた模様。ちなみに村田製作所はかねてよりGalaxyシリーズのWi-Fiモジュールの製造を担当しており、割りと古くから付き合いがある模様。

ちなみに発火自体は他のリチウム電池を搭載した機器でも起こりがちな現象であり、劣化したリチウム電池がパンパンに膨れ上がって爆発すると言う事故が多く発生している。

事件翌年に発売された後継機・Galaxy Note8でもバッテリー問題が発生しているが、こちらで問題視されているのは「ギリギリまで使いすぎると充電できなくなる」と言うもので、ユーザーの心掛け次第でどうにかなるレベルである。(というよりこれもリチウム電池を搭載した機器なら少なからず起こりがちな現象なのだが)
Galaxy Note8では発火事件の再発を防ぎ、4ヶ月後に発売されたGalaxy S8は歴代シリーズでも最高クラスの予約数及び販売数を記録し、Galaxyシリーズに対する支持を取り戻した。

2018年にGalaxy S8の後継機種であるGalaxy S9が発売されたのだが、ベンチマークスコアでiPhoneXはおろか一部のベンチマークテストではiPhone7すら下回っており、バッテリーの持続時間(これは誤差もあるが)も他社の最新機種と比べて短いことが明らかになっている。
元々AndroidとiPhoneはOSやプロセッサをはじめとした内部仕様が全く違う為ベンチマークスコアだけで単純比較してはいけないのだが、トップクラスの性能が売りだったGalaxy Sシリーズゆえに批判の声がちらほら出ている。
一応言っておくとGalaxy S9自体の評価は決して低くなく、あくまでも「他機種と比較した際」の批判だと言うことを追記しておく。また画面の発色の良さや、充電の速さ、引き継がれたイヤホンジャック等Galaxyの方が勝っている部分も少なからず存在している。
そもそもベンチマークソフト起動時にターボモードを使って意図的に性能を上げてる端末も存在している(huawei等。かつてGalaxyもS4やNote3の時に行っていた)のでベンチマークスコア自体の信憑性も薄れてきているのが現状である。

2018年9月16日に、発売から1ヶ月足らずのGalaxy Note9で発火事故が発生し上記したNote7の影響で悪夢の再来かと騒がれていたが、現在のところNote7程の惨事は起きていない為、現在はそこまで話題になっていない。

一部のGalaxy S9やGalaxy Note8で端末に保存されている画像が勝手に送信される不具合が報告されている。送信履歴には残らないため、携帯電話キャリアの通信履歴などを確認しなければ気付けない。
お持ちのGalaxyシリーズで同様の不具合が発生した場合はこちらのページを参考に設定変更を行うことが推奨される。

余談

テーマ曲

シリーズの伝統としてテーマ曲「Over the Horizon」を採用しており、Galaxy Sシリーズの変化に合わせてアレンジされていく方式をとっている。
アレンジとしては初代がギター主体のロック調、2代目がストリングス主体の穏やかもの、3代目が2代目をもっと重厚にしたような雰囲気、4代目はフルオーケストラによる生演奏、5代目はスウェーデンの技巧バンドDirty Loopsとのタイアップ、6代目は一人で多数の楽器を演奏し、それをひとつにミックスする「独りオーケストラ」で有名なJacob Collier氏の公式カバー、7代目はアイスランドの作曲家Pétur Jónsson氏のアレンジ、8代目は4代目以来のフルオーケストラで美しく雄大な海をイメージした曲調となっている。
いずれもGalaxyユーザーなら必聴の良曲である。
因みにショートバージョンが着メロとして設定できる。

搭載チップについて

Galaxyシリーズは国によって搭載チップが異なる。
主に日本、米国版がQualcommのSnapdragonでその他がSamsung自社製のExynosとなっている。
基本的にチップ単体の性能(特にGPU)はSnapdragonの方が高いが、(Galaxyシリーズに限って言えば)自社製プロセッサゆえに細かいチューニングが利くExynos版の方が高いパフォーマンスを発揮する事が多い。
特にバッテリー寿命には大きな差が出ており、ものによってはSnapdragon版に比べて1時間近く長持ちするものも存在する。
日本でもGalaxy S6のみExynosになった事がある。ただこちらは当時のSnapdragon(SD810)が爆熱で不評だった故にそれを回避した為だと思われる。
また、Exynos版のオーディオDACには音質に定評のあるWolfson社(現在はWolfsonを買収したcirrus logic社)のプロセッサが採用されており、オーディオマニアの間で密かに人気を博している。

折り畳みスマホ

2018年頃から有機ELディスプレイの特性を利用した折り畳み式スマホの噂情報がネットで流れだし、Samsungのモバイル部門のCEOのDJ Koh氏も「近いうちに詳細を発表する」と肯定的なコメントを発表していた。
2018年11月7日(現地時間)にアメリカで開催された「Samsung Developer Conference 2018」にてその折り畳みスマホと思われるデバイスが登場。ただし当時はその折り畳みスマホと明言されておらず、閉じたときは4インチディスプレイの中型スマホ、開いたときは7.3インチディスプレイのタブレットになるという仕様のみ紹介された。
そして2019年2月11日の午前4時(日本時間)にアメリカのサンフランシスコよりライブ配信された「Galaxy Unpacked 2019」にて「Galaxy Fold」という名称で一般販売されることが発表された。
閉じたときは4.6インチのごく普通のディスプレイに映像が表示されるが、開いたときは7.3インチの大型ディスプレイに映像が表示され、アプリケーションも最大3つまで同時に起動できるようになるとのこと。
価格は1,980USドル(約22万円)とかなり高額だが12GBのRAM(LPDDR4X)と512GBのUFS3.0ストレージ5G通信6つのカメラレンズ(背面3つ、カバー内2つ、カバー外1つ)と価格に見合ったモンスタースペックとなっている。
4月26日発売予定だったが、およそ一週間前にレビュアー用に配布された一部の端末にて大型ディスプレイの破損が報告され、発売延期となった。
日本国内での発売日は現地点では未定となっている。

関連タグ

サムスン GalaxyNote Google スマートフォン タブレットPC

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