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FIRST_INSPECTOR

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ふぁーすといんすぺくたー

PSYCHO-PASS|3「FIRST_INSPECTOR」とは、 PSYCHO-PASSシリーズの第三弾に当たるPSYCHO-PASS|3の続編であり、劇場版である。

概要

2020年の春から二週間限りで限定上映された、PSYCHO-PASS|3の続編にあたる物語である。

約40分×3パートという構成になっている。

ストーリー概要(一部意図的に省略しています)

以下、ネタバレ注意

ビフロスト視点

事故で負傷し、動けなくなった六合塚弥生から、身分証のIDカードの様なものを盗み取った梓澤廣一。それを使って小畑千夜と共に公安局のビルに侵入し、システムを掌握する。

当然、それらの事件の概要を知っていた代銀遙煕は、小宮カリナが殺されるという推測のもと、動いていた。一方、法斑静火は公安局が救い出すという推測を立てていた。そして、推測が外れると全財産を失うこととなり、ラウンドロビンに執行されてしまうという闘いで、結局は代銀遙煕の負けとなって、執行されてしまった。

法斑静火の勝因としては、代銀遙煕があまりに非人道的な複雑な思考に長けていたことから、彼がAIを使っていたことを見破り、それを逆手に取ったというもので、炯・ミハイル・イグナトフ監視官に接近していたのも、そのためである。

そして法斑静火がビフロストに参加した本当の理由は、シビュラシステムの「デバッグ(修繕機能)」にあたいするラウンドロビンの機能停止であった。彼は、代銀遙煕が消えたあと、参加者としてシビュラシステムを迎え入れることによってラウンドロビンを消滅させたのだった。

法斑静火は、最終的にただの不自由な市民となることを望んでいた。常に慎導灼をサポートするジャッジを続け、彼が梓澤康一を逮捕するとほぼ同時、独自に入手していたマカリナのブラックボックスを用いて代銀を追い落とす。父親の呪縛である「勝て」の命令を遂行すると同時に、コングレスマンの地位を退いてシビュラ社会に復帰した。

そして、彼は禾生壌宗との取引の末、彼女に代わって公安局局長の座に就き、常守朱を法定執行官として現職に復帰させた。

慎導灼/炯・ミハイル・イグナトフ視点

炯・ミハイル・イグナトフの妻である舞子・マイヤ・ストロンスカヤの件で慎導灼と喧嘩になり、あまり口をきかない仲になってしまったが、妻に慎導灼を手放さない様に言われ、最終的に「約束する」と返した。

上記の通り、公安局が掌握された時、慎導灼は人質として相手に捕まるが、小宮カリナが手渡した香水を使って「だんごむし」を動かしていた唐之杜志恩にメッセージを送ることに成功、無事救出された。しかし、小宮カリナの秘書までもが人質に取られてしまい、それを助けた過程で公安局が掌握された時、毒ガスが下層階にばらまかれたというのはブラフであると気づいた(このシーンの前、唐之杜志恩はサイバールームでシステムを取り返すため、コンソールを操作していたが、梓澤廣一に気づかれ「触ったらその3分後には毒ガスをまく」と言われたが、その勇敢さでその挑戦に挑みなんとか間に合ったが、そこにまかれたのは本当の毒ガスであり、これが下層階にまかれた毒ガスがブラフだと気づかせないための策略だった様である。ちなみに唐之杜志恩はなんとか生きていた。)。

そして慎導灼は能力「メンタルトレース」を使い、彼の父に関係していた今回の事件の真実を暴くことに成功した。

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