[ノーバディ。名も無い男だ。かつて三文字の政府機関から監査役を引き受けてた]
[こうやって金を見せびらかす奴には三タイプある。『何もわかってない奴』『脅してる奴』それか、俺のように『誰かに奪って欲しくてわざわざ見せびらかしてる奴』だよ。
概要
吹き替え担当声優安原義人
妻の義理の父が経営する金型工場で勤務する会計士で家族構成は娘一人。息子一人妻の四人家族の家長
冴えない中年男性。
戦闘能力
歳のせいで少々劣ってはいるが、最強と呼ぶには等しい能力を持っている
例を挙げると
- 単騎でロシアンマフィアのボス。ユリアンが所有するアジト『オブシャク』を襲撃し、消火用のスプリンクラーに灯油を入れ、内部に撒き散らし、火をつけ放火。
- ユリアンの息がかかったマフィアが自身の家に報復しに来た際は家族を地下室に避難させ、家の電気を消し、暗闇の中でしかも、敵の武器についてる僅な光を目印に返り討ち
- 上記の襲撃で不意打ちに遭い、一度拘束され、車のトランクに押し込められるが、拘束を自力で解き、トランクに内蔵されている消火器を使い、トランクから車内に押し入り、消化器を射出し、横転させる
- マフィアを自身が買い取った工場に誘き寄せ、工場内に仕掛けたトラップを使用し、全員を殲滅
人間関係
ベッカ・マンセル
ハッチの妻。不動産業で成功している実業家。ハッチからは愛されているが、夫婦仲は冷めている。
ブレイク・マンセル
ハッチの息子。10代の少年で、父ハッチを軽視している。冒頭の強盗事件の一件でさらに父を軽んじるようになる。
サミー・マンセル
演 ペイズリー・カドラス日本語吹替 - 佐藤里緒
ハッチの娘。まだ幼く、彼女がお気に入りだった「猫のブレスレット」の行方を尋ねたことが、ハッチが犯人捜しを始めるきっかけとなる。
デイビッド・マンセル
演 - クリストファー・ロイド日本語吹替 側見民雄
ハッチの実父。元FBI捜査官。現在は老人ホームで暮らし、自室のテレビで西部劇を観る長閑な余生を送る。普段は呆けているように見えるが、高齢に見合わず、地震を襲撃して来たユリアンの部下を返り討ちにしている。
ハリー・マンセル
ハッチの異母兄弟で、黒人ハーフ。物語前半からハッチが無線機で話す相手として登場する(ハッチとの関係は終盤で明らかになる)。ユリアンとの抗争では見捨てるようなことを言いつつも最後は父と共に駆けつける。得物はスナイパーライフルで近距離戦にも長ける。