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ロックバイソン救済部隊

ろっくばいそんきゅうさいぶたい

ロックバイソン救済部隊とは、アニメTIGER&BUNNYに登場するヒーローの一人であるロックバイソン(アントニオ・ロペス)の扱いが酷過ぎるので、ファンイラストの中だけでも出番・見せ場を確保したい!という意気込みの伝わってくるイラストに付けられるタグ。

概要編集

彼の持つNEXT能力は「強靱な皮膚(堅い)」。さらに車を軽々と持ち上げるほどの力を持ち、設定の上ではまさに絵に描いたようなパワーファイターである。重いスーツによって低くなりがちな機動力をカタパルトによる射出(!)することでカバーするなど、派手な見せ場のひとつやふたつあってもよさそうなキャラクターである。

しかし本編における出番には恵まれず、どんな攻撃も跳ね返す打たれ強さからか、戦闘シーンでは防戦一方の図になることが多かった。その挙句12話におけるジェイク・マルチネス戦“ヒーローセブンスマッチ”において惨敗、否、戦闘シーンすら省かれるという主要キャラとしてあるまじき扱いを受ける。(アントニオ・ロペス参照)

これにより彼は一気に名実ともにネタキャラ・活躍の少ないヒーローとして扱われるようになる。劇中で他のヒーロー達がそれぞれ単体の物語を描かれるなか、彼のみがアニメにおける自分の回を持たない。あったとしても「虎徹に代わってランキング最下位に転落しクビになりかけていたところを、虎徹が取り逃がした楽屋泥棒を捕まえることで免れる」という後付け臭いエピソードで終わらされている。

21話では虎徹の親友という設定はどこへやら、記憶を改竄されているとはいえ虎徹のことを思い出すことなくポイントポイントと喚き職業的ヒーローの存在を全面的に肯定する言動をするという大変に不名誉な役となってしまっている(記憶が戻った後は一応バーナビーの攻撃を身体を張って止めたりカッコいいセリフを発したりはしている)。


部隊結成編集

だがそんな彼も本来は心優しいヒーローであり、おそらくは高出力のモーターを内蔵した両肩部に巨大なドリルを2基据え付けた漢気あふれるスーツを駆って、ハンドレットパワー並の頑丈さを時間に縛られることなく維持できるNEXTである。

誰よりも最前線に立ち、遥かに強力な敵の攻撃をも一身に引き受ける。

自身がどんな危険に晒されてもその戦闘スタイルを変えない不器用さと、手柄を持っていかれても不平を垂れない誠実さに心を打たれるファンが続出。

よって劇中において不当な扱いを受け続ける彼を救済し、本来の勇姿と活躍を描くべく、部隊が結成された。


劇場版”ライジング”では大型船舶クラスの巨大メカのドリルを素手で圧し折り、常軌を逸した怪力ぶりを披露。虎徹の危機を救い、見せ場をもらうことができた。

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