概要
「守株」は要約すると
「偶然、ウサギが切株にぶつかって死ぬところを見た百姓が、味を占めて農作業をせずに切株を見張るようになったが、けっきょく同じことは二度と起きず、畑もダメにしてしまう」
という話であり、現実を直視せずに過去の成功体験に固執することの愚かさを例えた故事である。
元の故事では、古いルールを盲目的に絶対視し、時代の変化に応じて変えようとしない人々への批判としてこの例えが用いられている。
歌詞
待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良稼ぎ
そこに兔がとんで出て
ころりころげた 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝て待とうか
待てば獲物が驅けてくる
兔ぶつかれ、木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日鍬取り 畑仕事
今日は頬づゑ 日向ぼこ
うまい切り株 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日は今日はで 待ちぼうけ
明日は明日はで 森のそと
兔待ち待ち 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
いまは荒野のほうき草
寒い北風 木のねっこ