概要
『成瀬は信じた道をいく』は、宮島未奈による日本の小説。
『成瀬シリーズ』第2作で『成瀬は天下を取りにいく』の続編。
前作と同じく短編小説集となっており、前作に引き続き滋賀県大津市を舞台に、主人公・成瀬あかりの高校3年生の秋から大学1回生の年末年始までの出来事を描く全5編から成る。
登場人物
東大への進学も検討していたが、結局自宅から通えるということで京都大学へ進学する。
大津市民憲章を忠実に守ることを心掛け、学校帰りにときめき地区をパトロールしている。地元のスーパーであるフレンドマートでアルバイトも始めている。
「自分以外の適任者はいない」という理由でびわ湖大津観光大使に応募し、大使に任命される。
M-1グランプリへの挑戦は辞めたが地元の「ときめき夏祭り」での司会などでゼゼカラの活動は続いている。
- 北川みらい
ときめき小学校の4年生。8月の夏祭りでお気に入りの財布を紛失し「ゼゼカラ」に助けられてから熱狂的ファンに。総合学習のテーマで地域の頑張る人に取材する課題を出された際に、真っ先に「ゼゼカラ」メンバーの成瀬を取材対象者にすることを決めた。
- 篠原かれん
祖母、母と三世代続けて「びわ湖大津観光大使」に任命された女子大生。撮り鉄でもある。
関連タグ
成瀬は天下を取りにいく:前作
