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何もできない人間だけど

なんでもやってみせる

この人のためなら───


概要編集

少年マガジンエッジで2022年9月号から2023年11月号まで連載されていた漫画作品。


作者は鈴木二三江(pixivアカウント)。


単行本は講談社のマガジンエッジKCから発売されている。

全3巻完結。


あらすじ編集

黒田ユキは仕事はできない、愛想もない。趣味も特技も目標もない。

そんな彼女の絶望的な人生の唯一の光、それはマルチに活躍している大スター白金ハルコだ。

ユキは彼女の親友で幼馴染なのだ。


しかしある日突然、テレビからハルコの訃報が流れてくる。

絶望したユキがふと気づくと、なぜか学生時代に時間が巻き戻っていた。


「今度こそはハルコちゃんを死なせない」と意気込んだユキは、ハルコと同じ劇団に所属し運命を変えるべく歩き出す。


登場キャラクター編集


  • 黒田ユキ

特技も取り柄も無い、落ちこぼれの女性。

唯一、白金ハルコと幼馴染であるということだけが人生の光で、彼女を神のごとく崇めているが、それゆえに「自分のような者がハルコの側にいてはいけない」と彼女から離れることを決めた。

ハルコの死にショックを受け、ふと気がつくと6年前の中学二年生にタイムリープしていた。今度こそはハルコから離れないと心に決め、彼女と同じ劇団へ入団する。

ハルコのことを記録した「ハルコちゃんノート」を何千冊も製作し、幾度となく読み返したため、ハルコがらみのことはなんでも正確に覚えている。


  • 白金ハルコ

国民的スター俳優。五輪の開会式にも出演が決まっていたが、自宅マンションで死体で発見された。首吊り自殺と見られている。

天真爛漫なようでいて、プロの役者として確固たる意思を持つ。ユキのことが好き。

中学時代から圧倒的な美貌と演技力、カリスマの持ち主だが、それゆえに周囲から妬まれることもあった。


  • 金田弘明

ハルコが所属する劇団のプロデューサー。

劇団を「ハルコのためにある」と言い、その他の全員がハルコの引き立て役と言い切る。ハルコに心酔するユキに興味を持ち、ハルコの付属品として入団させた。

喫煙者。


外部リンク編集

コミックDAYSの掲載ページ

pixivコミックの掲載ページ


関連タグ編集

漫画 講談社

タイムリープ

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