概要
クルーズ船で目覚めた六人の中では最年少、みんなの妹的ポジション。
妹が一人おり、名前は千歳。
基本的にはワガママさんだが、周りに迷惑をかけてまで我を通しはしない。むしろ彼女の一言が、より快適な環境を目指す原動力となることも。
難しい事を考えるのも聞くのも苦手で、沙織が少し専門的な事を言い出すと途端にフリーズしてしまう。
人と仲良くなりたい、という気持ちが誰よりも強い寂しがり屋さん。
池袋サバイバルの中で少しずつ成長し、沙織ともっと話したいという理由で勉強にも興味を持つようになっていく。
以下、ネタバレ注意!!
主人公たちは仲良しグループではなく、アマルゴーサ・ウィルスに感染し治療のためのコールドスリープ計画で集められたメンバーだが、その中でも百年子は「血液の病気(作中では病名が明らかにされないが、血が止まりにくいという性質から血友病に近いものと思われる)を持つ上特殊な血液型である奏心の輸血要員」という役割も与えられていた。
それを気に病み、また「どうせ記憶を失ってしまう」という事からスリープ前の百年子は自室に閉じ籠っていたのだが、奏心の優しさに触れ最終的には周囲に心を開いていく。