胸キュン
2
むねきゅん
胸にキュンと来る感情である。
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すべて見る- 土井先生、恋に効く薬はありません。
それはおそらく、恋というのでしょう。
土井恋3話です。 引き続き夢小説はファンタジーという言葉に御理解ご協力お願いした上で読んでいただけると幸いです。 自分で書いてて思うんですけど次のステップに行くまでに遅すぎますよね笑 けれどじっくり慎重にが今作のテーマなので、もう暫くお付き合いくださると嬉しいです。 このシリーズの小説を書いてからフォローしてくださる方が増えました。 ブクマやいいね、コメント等の反応もしっかり見ております。そんな皆様の反応が私の執筆の気力の元になっております。 感謝の気持ちでいつもいっぱいです。 本当にありがとうございます。皆さん末永く健康に生きてほしすぎる。 普段ならば、だらだらと自分の感じたキャラの好き要素を綴っている所ですが、毎回それもどない??とも思うので、短いですが漬物やっと食えた土井先生と乱きりしんの食堂での短いやり取りとか載せときます。 ❖❖❖ ❖❖❖ お昼時、ぽつぽつと人が座り始める食堂の席に、見慣れた土井先生の姿が目に入った。 そしてお盆の上に載っている小鉢に気づいた乱太郎が、あ!と声を上げる。 「土井先生、もうその漬物食べていいんですか?」 「ほんとだ、この前まで代わりに別の小鉢渡されてたのに。」 「土井先生、お腹痛かったんじゃなかったの?」 そう質問するしんベヱに、土井先生は、ああ、と誤魔化すように口を開く。 「実はまだ完全には治ってないんだが……どうしても食べたくて。」 「え〜、そんなことして怒られない?」 「千雪さんこの前も委員会の時に先生の薬を改良するとかいってたばっかですよ?」 「土井先生、ちゃんと許可とってます?」 「ちゃんと取っているよ。少しならいいって言ってくれたからこうして食べれてるんじゃないか。」 もぐもぐと漬物を口に運ぶ土井先生にちらりと他の人の膳を見る。 中々癖になる味付けのこの漬物は毎日食べても不思議と飽きない味付けで、生徒からは結構な人気を獲得している。 元々沢山作ってあるらしいので、普段の漬物よりも少し多めに盛り付けられることが多い。 けれど、土井先生に盛られた小鉢の量は他のに比べて半分程しかない。 「先生のやつ、ちょっと量少なくないっすか?」 そう聞いたきり丸に、土井先生は何故か嬉しそうに笑った。 「食べ過ぎはだめなんだと。……主治医にそう言われてしまっては仕方ないだろう?」 美味しそうに口を綻ばせる土井先生に、三人は良かったね、良かった良かったと笑い合うのだった。 ❖❖❖ ❖❖❖22,886文字pixiv小説作品