要圭
かなめけい
「そしたら俺が葉流火を日本一の投手にしてやるからさ」
「打倒 智将要圭だ!! 俺は俺を超えてみせる」
クレジットやコミックスの表紙でも2番目・2巻目を担当。
宝谷シニア時代は、常に冷静沈着、鋭い観察眼と巧みなリードでチームを勝利に導く天才捕手として名を馳せており、幼馴染の清峰葉流火と共に「怪物バッテリー」と評されていた。
しかし、記憶喪失によって野球に関するあらゆる知識と興味を失い、名立たる強豪校からの推薦を押し切り、女子が多く、家から徒歩5分という理由から野球部の無い都立小手指高校へと進学した。また、記憶喪失に伴って性格も生来のズボラなアホになっている。
チームメイトからは「アホ」「何も考えていない」などと評され、いい加減で間の抜けた言動ばかりとるものの、どこか憎めないその性格は野球部のムード作りに貢献している。
本人はあまり自覚していないが実は他人の感情の機微に敏く、鋭い発言で図星を突くこともしばしば。
時折突発的に記憶が戻り、かつて智将と呼ばれていた頃の振る舞いを見せるが、暫くするとまたアホに戻る。また、記憶を失っている間の記憶は智将状態にはなく、逆もまたしかりである。
「パイ毛」という謎の一発ギャグを持っており、随所で披露しているが、現状ウケているのは清峰と土屋和季の2名のみ。なおその土屋のウケも、ギャグに対するものではなく、「かつての天才が記憶喪失でアホになっている」という二次元要素への反応であり、実質清峰1人にしかウケていない。ただしその清峰的には「有吉超え」だという。
先述の通り、記憶喪失前は智将とあだ名されるほど優秀な捕手。自信に溢れた冷静沈着な性格で、ある種のカリスマ性を持つ。走り込み1時間、素振り500本が日課。添加物を気にしてスナック類は口にしない。ヒットを打っても喜びをあらわにしないなど、とにかくクールでストイック。自分にも他人にも厳しい選手だった。
それらの実力はコンマ一秒の動作の短縮や、より洗練されたリードのための努力に裏打ちされており、記憶を失ってもなお身体に沁みついた経験として現れている。
この先ネタバレ
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実は要圭は記憶喪失ではなく二重人格であり、アホの方の要圭(今後こちらの方を恥将要圭と呼ぶ)と智将である要圭の2つの人格を持っていることが分かった(なぜ最初病院にいたのかは不明)。
また智将要圭は恥将要圭のことをマスターと呼んでおり、主人格は恥将要圭である旨が伝えられる。
二重人格になってしまった原因は、元々アホでだらしない性格をしていた要が、天才・清峰の隣に立ち続けるために自分を律し、必死に努力を重ねるうちに、冷静沈着でクールな智将の性格に変化し、野球、そして清峰のために性格すら変えてしまったからであった。
血のにじむような努力の甲斐あって、中学生天才捕手と評されるようになった要は、清峰とともに数多くの球児の心をへし折る快勝を重ねたが、その一方で、野球を楽しいと思えなくなってしまい、さらに負けた選手たちの負の感情やチームメイトとの軋轢によって、気付かないうちに莫大なストレスを溜め込んでしまう。
結果中学3年の時に要の心はとうとう限界を迎え、智将の人格はスリープ状態に。代わりに元の恥将要圭が現われ、その様子が周囲からは記憶喪失という形で認識されたのであった。(animate Times記載)
二重人格を自覚した後、恥将要圭は智将要圭に野球に対するアドバイスなどを求めるようになる。
また智将要圭も『自分の存在を消す』という目的をもっており、それを遂行する為にも自分の存在意義が恥将要圭にとって必要にないものになればいいと考え、智将要圭の持ちうる知識や技術を恥将要圭に教えるようになる。
また智将要圭は先述の通り冷徹で冷静沈着、自信にあふれた性格であり、「葉流火を一流のプロ野球選手にすること」を自分の使命としているがために自分にも清峰にもチームにもストイックであることが判明する。
その他
一定のストレス値を超えると人格が入れ替わってしまうらしく、新1年生にパイ毛をして滑った際にストレス値が限界突破し智将要圭と人格が変わるということも起こった。
また二重人格になった弊害もあり、脳疲労を起こしやすくなっている。
実際に116話、117話では脳疲労により恥将要圭が智将要圭に変わってしまうというハプニングが起きた。
他にも、あくまでも主人格は恥将要圭であるため智将要圭は主人格の意思とまったく違う動きはできないとのこと。
リトル時代から共に野球をしてきた幼馴染。「怪物バッテリー」として知られた。記憶喪失後は野球をやめて青春を謳歌するつもりだったが、「俺と野球しろ」とどこまでも追い縋ってくる清峰に根負け。バッテリーではなく、友人として関係を再構築する。
アホの要は清峰から雑に扱われることが多い一方、智将の要には逆らえない。
中学時代に破った選手の一人であり、現在は小手指高校野球部のメンバー。
アホの要は彼から弄られることが多い。
智将の要は彼を優秀な選手の一人として高く評価している。
中学時代に破った選手の一人であり、現在は小手指高校野球部のメンバー。
アホの要の発案が彼のイップス改善の活路を開くこととなった。普段は雑に扱われている一方、なんやかんやで仲が良い。
智将の要は彼を優秀な選手の一人として高く評価している。
中学時代に破った選手の一人であり、現在は小手指高校野球部のメンバー。
彼が気を使える性格であるためか、他のメンバーから雑に扱われることの多いアホの要に対しても比較的真面目に接する。
智将の要からは堅実で地に足がついた実力者として評価されており、このことを知った時、山田は涙を流すほど喜んでいた。
小手指高校野球部のメンバーであり、アホの要が連れてきたセンター。
要の記憶喪失や過去の出来事から二次元に非常に近い存在だと認識しており、特に智将の要には「様」をつけるなど、ある種の信仰心染みた感情を抱いてもいる。
- 木下
一年生で入ってきた捕手。
初対面時のパイ毛で最初は要のことを軽んじ侮っていたが、智将の要の演説とカリスマによって瞬くに心酔するようになり、彼から褒められた時は嬉しさの余りスクワットで発散するほど。
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忘バの要圭(智将)の夢小説です。苦手な方はお控えください。また、原作167話を読んだのちの妄想となっております。ご了承ください。 以下設定です。 智将のほうは幼少期から記憶が地続き。夢主の身長は150センチくらい。3,453文字pixiv小説作品影は太陽へと手を伸ばす【忘バ】
忘却バッテリーでは初めまして失礼します。 158話の21ページからの話になります。 中路さんのコメントと、色々こねくり回して考えていた「要圭」「圭ちゃん」「智将」「幼い圭ちゃん」とは? ということを整理したくて書いたもので、あくまで私の超超超超超自己解釈になります。 また本編には出てきていない自己解釈のエピソードがひっそり入っていますご注意ください。 小説というより、詩みたいな内容です。 もし既存作品と設定など被っていたらすみません…! どうしても考えすぎてショートした頭の中を一度整理したくて論文を書いた気持ちです。 圭ちゃんには幸せになってほしい。心から幸せになって欲しい。 原作はここから1番長い一日が始まるのでは無いかと思っています。 めちゃくちゃハラハラしているのですがここから先の原作を楽しみにしたいと思います…!2,680文字pixiv小説作品- 転生して天才バッテリーの幼馴染になったら執着されて離れられなくなった話
転生して天才バッテリーの幼馴染になったら執着されて離れられなくなった話
※本誌150話までの知識で書いてます ※何でも許せる人向け コメントやタグやブクマ、すき!ありがとうございます!とてもモチベに直結しております! 同じ時空の話→ https://www.pixiv.net/artworks/118670970 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ その日、初めて会った女の子は俺を見てぶっ倒れた。 そんな出会いをした彼女はいつもつまらなそうな顔をしていたが、俺のことはよくみてた。気がする。 彼女は俺から見ても変わっていると思う。ずっと一人でいるのに、俺が誘うと他の女の子が嫌がるような遊びにも付き合ってくれるし俺のギャグもバカにしない。あとたまに笑ってくれる。 初めて笑った顔を見たとき、胸の奥がキュッとなって、ムズムズする感覚に襲われた。もっと笑って欲しいと思った、笑顔を思い出す度になんだか会いたくなって遊びに行くことが増えた。 葉流火と出会って野球を始めた。 嫌だった練習も、”絶対”やるって決めて。 だけど思っていたよりもずっと大変だった。そんな時にはあいつがいて、気付いたら俺のできないところを支えてくれていた。 1つだけ、ずっと疑問だった事があった。 彼女は野球は好きじゃないのになんでここまでしてくれるんだろう 気になりすぎて眠れなくなったので本人に直接聞いたら、バツの悪そうにこう言った 「圭と葉流火の野球がすきだから」と、その言葉を聞いた時は天に昇りそうなほど嬉しかった。 『彼女は他の奴の野球じゃなくて、俺たちの野球が好きだったんだ!』って舞い上がった。 だから俺もその気持ちに答えられるように必死で努力した。 そしていつか最強のバッテリーになるんだ。三人で一緒に!そう約束したんだ! これからも二人で野球して、傍には彼女がいる。 そんな日々がずっとずっと続く ……そう、信じてた10,532文字pixiv小説作品 その一歩は、白線を越えて【忘バ】
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要圭が記憶喪失になるまで
智将が主人格だという設定です 圭ちゃんの好きなものを嫌いになるのは辛いと第一話の外傷で考えちゃったはなし。 はるちゃんのことばっか考えてるちしょですがはるちゃんは出てきません468文字pixiv小説作品