長屋
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ながや
長屋とは、複数の住戸が横に連なるタイプの集合住宅である。現代風のものはテラスハウスやタウンハウスと言い換えられることが多い。
長屋とは、住戸が水平方向に連なる集合住宅である。平屋~2階建てで、各戸の玄関が直接外界(道路など)に接しているのがアパートとの違い。「一戸建て住宅が壁を接して並んでいる」ような形態とも表現される。
長屋というと、江戸時代の「裏長屋」を思い浮かべるが、現代風の「テラスハウス」や「タウンハウス」も長屋である。「テラスハウス」は共有部分がない(庭部分がないまたは庭が各住戸で独立している)もの、「タウンハウス」は花壇や植え込みなどを共有スペースとして確保したもののことを指すとされる(法律上は特に区別されずどちらも「長屋」)。
大正〜昭和期には2階建の長屋が都市部に多く建てられ、炭鉱住宅なども多くは長屋形式であった。東京や大阪の下町では当時の長屋が現存している。
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すべて見る- この町は、きょうもあなたがいるから廻っている。
第八話「すてきな言葉と告白」
山椒魚町四丁目にある激安長屋。その住人たちには、それぞれの人生のうえでここに住む。 町というものは、そういう人の集まり。 湖径《こみち》は絵深さんと【河童浴場】まで歩いていた。 いつも、ふわふわとしていてド天然な彼女に言われたひと言。 そして、悠希さんを加えた二人に背中を押され、ある決断をする。 目論見どおりに、湖径の元を去っていく石井さん。 彼女を引き止め、湖径の弱虫を話すこと。 しかし、悠希さんに提案された作戦は…………。 ほら、大人で、夜によく行くと、ポイントが溜まっていって、まず最初に誘うべきではない………ね? あそこに、二人で行けって……。4,846文字pixiv小説作品 - この町は、きょうもあなたがいるから廻っている。
第九話「汚れちまったせかいの悲しみに」
大人の時間に湖径《こみち》は後輩ちゃんの石井さんと映画………… 彼女たっての希望でロマンコメディ映画『うだる暑さに火照る身体を持て余す人妻』を鑑賞し終わり、二人は帰路につく。 どちらからでもなく、ひと駅向こうまで歩くことになった二人。 ……湖径は良い子だから、大人のあれやそれやなんか期待していない。 それでも、石井さんは湖径に告げるのだ……………。 この物語、この第九話には悪い大人が出てきます。5,927文字pixiv小説作品 - この町は、きょうもあなたがいるから廻っている。
第十五話「その声は、その指は、壁をこえる」
あざとかわいい彼女は、自身のことを〝忍者〟なのだと言った。 それはまごうことなき事実のよう、そして、〝彼シャツチャレンジ〟で〝お泊りチャレンジ〟をする雨美が言う。 湖径さんを〝房中術〟でメロメロにします ──── 。 さて、湖径はどうなってしまったのか。 負けるな、湖径! そうしている間にも、湖径に新たな悪の手が伸びているとはつゆ知らず。 二人は〝恋人同士の夜〟を楽し……あれ?楽し…ん……ん? 楽しんでる?……よね?ねえっ!!?6,066文字pixiv小説作品 - この町は、きょうもあなたがいるから廻っている。
第十三話「彼シャツチャレンジと既往不咎、魂と鼓動の在り処」
ここは山椒魚町にある長屋。 ピュアな恋愛とは程遠いような、いや、そうでもないような、せまい、せまい部屋。 この部屋に彼女がやってきた! 湖径の弱虫が拒否をしていたスマートフォンが使えるようになり、部屋で湖径と雨美は“通話”で会話をする。 誰かに繋がるための機械に、湖径の弱虫は一歩踏み出したのだ。 そんな純愛小説みたいなことをしていると告げられた「シャツを貸してください」という“彼シャツチャレンジ”。 “彼シャツチャレンジ”があるということは、“お泊りチャレンジ”も発生するわけです。 さて、無事に湖径と雨美は夜を越えられるのか。 と、その前に、なんだか雨美ちゃんが襲われている…………ッ???4,963文字pixiv小説作品 - この町は、きょうもあなたがいるから廻っている。
第二話「人妻と正義のロックンロール」
山椒魚町四丁目河童三番地にある激安長屋に引っ越した大学生・湖径《こみち》。 この山椒魚町は人と人の生活圏が重なっているような匂いがした。 駅の細いホームに並ぶ列へと割り込んでくるおじさんのような人もいない。 かつて、所属していた【読書部】を廃部に追い込んだ事件のきっかけになったような人物もいない。 ただ、人の温かさと、ただ大学の後輩に付け回されている事と、 ただ……個性豊かな住人が山椒魚町にはある、だけ。5,195文字pixiv小説作品