「隙間女」とは現代の都市伝説のひとつ、もしくはそこに登場する存在そのもの。
概要
ある日のこと、一人暮らしをしているある青年が部屋の中でだれかの視線を感じた気がした。
もちろん、部屋には彼の他にはだれもいない。
気のせいかな・・・・・・そう思って彼はそのことを忘れてしまった。
ところが、その日以来彼は毎日のように部屋の中で
誰かに見つめられているような感覚に襲われるようになった。
彼の部屋はアパートの3階なので外から覗かれているとは考えにくい。
部屋のどこかに誰かが隠れているのではないかと思い家捜しをしても見たが、
もちろんその努力はむだに終わった。 俺はおかしくなってしまったのだろうか・・・・・・
そんなことも考え始めるようになった時、彼はついに視線の主を発見する。
彼の部屋のタンスと壁の間にあるほんの数ミリの隙間の中に女が立っており、
じっと彼を見つめ続けていた・・・・・・
都市伝説なので細かい内容の差異はあれ、以上が基本パターンである。
不気味さを醸し出す為か話自体がここで完結し、その後の顛末は隠されるということも多いが
隙間女を見つけた人物が発狂する、どこかへ連れ去られるといった恐怖系の話から
隙間女をやせ過ぎだと叱り飯を食わせた挙句