狐の嫁入り
きつねのよめいり
狐、もしくは天気に関するタグ。
狐の嫁入りとは一般には天気雨を意味する。
晴れているのに雨が降るという一見不可思議な天気であることから狐に化かされたような気分になってこの名で呼ばれるようになったとされる。またこれにちなんだものか天気雨の時は狐の嫁入り行列があるという伝承がある。地方によっては嫁入り行列ではなく葬列とされることもあるそうである。
本来の意味はそのまま狐の嫁入り行列であり、一行は狐火を燈しているとされる。この燈は人間には遠くからしか見えず近付くと見えなくなってしまうという。
なお、天気雨が降ると動物の嫁入りがあるという伝承は世界中にあり、韓国では虎、アラビアでは鼠、ブルガリアでは熊、アフリカでは地方により猿だったりジャッカルだったりする。イギリスとイタリアでは日本と同じく狐の嫁入りと呼ばれる。