葛の葉
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くずのは
大阪府の伝説に登場する狐の名前
摂津国の阿倍野(現在の大阪市阿倍野区)に住んでいた安倍保名(あべのやすな)が和泉国の信太の森(現在の大阪府和泉市)で狩人に追われていた白狐を助けたが、その時に怪我をしてしまった。その時に保名を介抱したのが葛の葉である。ここから恋仲になりその後ゴールイン、童子丸という子をもうけた。この童子丸は後に安倍晴明として知られることになる。
しかしある時、葛の葉の正体が保名に助けられた狐であることが保名本人にバレてしまい、次の一首を残して信太の森に帰っていった。
恋しくば 尋ね来て見よ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉
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すべて見る【光る君へ】安倍晴明と須麻流、信太の森に行く【番外編?】
先日(7月7日)の光る君へ放送休止の時に書いたツイート(https://x.com/miuellie/status/1809927628192944476?s=46&t=phfXYCI1SwgeNTKjS-BJMA から始まるツリー)を元に書いたお話。 安倍晴明の母を葛の葉伝説をベースに卑弥呼、壱与以来の鬼道の達人として描いたり、安倍晴明の母が住んでいるお屋敷の老門番が登場したり、平安時代の時代考証がガタガタだったりしますが…ごゆるりと楽しんでください😉2,010文字pixiv小説作品安倍野の白狐、葛の葉に会いにゆく
140字より若干、字余り。ちょっとわかりにくいので解説を。伝説では現在の大阪・阿倍野に住んでいた狐、「葛の葉」が陰陽師、安倍晴明の母ということになっています。これは天王寺発のチンチン電車に乗るうち、いつしか千年前の阿倍野の時空に紛れ込み、葛の葉とした約束を思い出すというお話です。っていうか、本編より解説の方が長いよ。147文字pixiv小説作品芦屋道満大内鑑 拙訳
※更新中(2021/4/23時点:一章二段目『間の町の段』まで翻訳済。不定期。2021/5/7追記:一章三段目『加茂の館の段』の翻訳に時間がかかっています。すみません)。 翻訳元:『新日本古典文学大系93 竹田出雲・並木宗輔 浄瑠璃集(P.4〜134 芦屋道満大内鑑)』 https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b259708.html 参考:『国立国会図書館デジタルコレクション 蘆屋道満大内鑑』 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/876577 『weblio古語辞典』 https://kobun.weblio.jp/ 『暦wiki - 日本の暦』 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/CEF2BBCB2FC6FCCBDCA4CECEF1.html 素人訳の為、上述の資料に目を通していただければ幸いです。翻訳元の資料は注釈が充実しており浄瑠璃本文における別の古典のパロディ、諺の掛け言葉、天文学、陰陽五行の見解などが確認できます。更新や字数次第ではこの投稿を第一章として再編集し、それ以降の章をシリーズとして投稿するかもしれません。 全段を浄瑠璃で見られる日が来ることを願う次第です。5,644文字pixiv小説作品- 浅草鬼嫁日記新刊 発売祝い
陰陽師と式神の秘密の話
まず、皆様にお詫び申し上げます。 更新が一週間以上遅れてしまい、誠に申し訳ございませんでした。 投稿したつもりでいたという、大失態でございます。 つきましては、本日発売の“浅草鬼嫁日記 天酒馨は前世の妻と平穏に暮らしたい”の発売記念といたしまして、六巻で活躍した(?)組長と馨くんの短編小説を書かせていただきます。 よろしくお願いしますm(._.)m さて、今回の話はめっちゃ少ない。自分でビックリ。 記録を更新してしまいました。 200マス原稿用紙一枚を越えない字数! 自分で書くって言ったけど、難しいよ!全然でないし、作者しかわからんこと多すぎなんだよ!(言い訳) 六巻読んでから書いたから、余計に難しくなってしまった。 マーイーカー(ポケ) 次回、“組長、後輩の嫁への愛に感心する" お楽しみに🎵186文字pixiv小説作品