概要
機動戦士ガンダム00の主役機ガンダムエクシアをベースに、「史上最高のガンプラ」を目指しPPSE社が宇宙空間で開発していたワークスモデル。開発コードは「A5」。
ガンプラファイターは三代目メイジン・カワグチ。彼にとってはνガンダムヴレイブ以来のガンダムタイプのガンプラである。
ケンプファーアメイジングと同様にメイジンの使用を前提としており、高性能だが扱いづらい機体に仕上がっている。
ケンプファーアメイジングがレナート兄弟とのバトルで破損したため、アラン・アダムスは本社で開発途中だったこの機体のロールアウトを要請。アランとメイジンの両名で最終調整が加えられ、世界大会準決勝より投入された。
完成度八割で準決勝に勝利し、決勝戦では更に改修が加えられトランザムブースターを搭載する事で完成を見るが、マシタ会長の介入でガンダムエクシアダークマターへと変貌を遂げる事になる。
そしてスタービルドストライクガンダムとの激戦の末、メイジンがマシタ会長の支配から脱した事で本来の姿へと戻り、その後修復を受けて巨大アリスタ破壊の為の戦列に加わった。その際の姿はビルドナックルで貫かれたボディを通常のエクシアの物に換装、アーマーが損壊した左肩にマントを装着するというガンダムエクシアリペアを彷彿とさせるものであった(ただし、オリジナルとは違い左腕を失っていない)。
デザインはエクシアのオリジナルデザインを務めた海老川兼武氏による。
武装
アメイジングGNソード
刀身を折りたたむ事でGNビームライフルとして射撃戦に転じる事が出来るGNソード改のカスタムモデル。
シールド部にも銃口が追加されており、そこからビームサーベルを発生させる事が可能。
ザクアメイジングのヒートナタ、ケンプファーアメイジングのアメイジングナイフから一転して大型剣となったが、メイジンは過去にνガンダムヴレイブのメイン武装にロングソードを装備したマーキュリー・レヴを用いていた事もあって、大振りな武装であっても難なく扱う事が出来る。
アメイジングGNシールド
オリジナルデザインのシールド。
機体への接続方法などはエクシアのGNシールドと大差ないが、側面のパーツを展開する事で格闘武器として使用することが出来る。
GNバルカン
両手首に内蔵されたベース機の固定武装。
連射性に優れるビームバルカン。
トランザムシステム
一時的にプラフスキー粒子放出量を増加させて機体性能を三倍に上昇させるシステム。
発動時には機体が赤く発光し、高速での移動を可能とするが、使用後は機体性能が低下する。
ガンプラバトル選手権世界大会準決勝では未調整の状態でこれを使用し、ジュリアン・マッケンジーの操るガンダムF91イマジンとハイスピードバトルを演じた。
また元から可能だったのかは不明だが、結晶破壊戦で救援に駆け付けた際、2ndシーズンのガンダムと同じく使い切る前に一旦中断している。
トランザムブースター
決勝戦前に完成した大型バックパック。トランザムの安定化と効果延長を目的としている。
この時点では分離・合体機能は存在せず、接続方法も背中のコーンに被せるというものだった。
ダークマターブースターへの改造時に分離・合体機能の追加とそれに伴うパーツ追加が行われ、GNドライヴの内臓機能も追加されている。
ブライニクルブレイド
トランザムブースターと同時に完成した大型実体剣。
ダークマターのそれと同様にビームを凍結させる機能があるかは不明。
余談
エクシアはソレスタルビーイングが開発した第「3」世代ガンダムであり、三代目メイジン・カワグチと同じ「3」の数字繋がりでもある。
また、PSE社での登場シーンはダブルオークアンタのオマージュとなる。
なお、最終決戦エクシアリペアと同様に左肩にマントを装備した姿で登場するが、これはアランが「エクシアをリペアするならマントは必須」という信念の元に追加した物であると海老川兼武氏が発言しているが、真偽は不明である。
なお、エクシアリペアとは違いマントの下の左腕は肩アーマーを失いつつも健在、レイジ・セイ組との最終戦では対巨大結晶戦で欠損した右腕と左脛装甲をケンプファーアメイジングのパーツで補修している。