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日本維新の会の編集履歴

2014-05-29 16:05:07 バージョン

日本維新の会

にっぽんいしんのかい

大阪市長橋下徹が平成24年に、「大阪維新の会」を母胎に結党した国政政党。


代表:石原慎太郎橋下徹


大阪市市長橋下徹が、平成24年9月12日に大阪維新の会を母体として結党した国政政党。「維新八策」が党の綱領とされる。


平成24年末の衆議院選挙直前に、太陽の党石原慎太郎が合流。そのため同党の公認候補にはかつてのたちあがれ日本のメンバーが並ぶことになり、「維新八策」の内容も大幅に修正された。また、民主党から移籍した者、橋下主催の政治塾出身の新人達も多く候補に加わった

このデビュー戦ともいえる2012年の衆議院選挙では元たちあがれ日本のメンバーが多く当選する結果となった。民主党は野党に転落し壊滅状態となり、自民党は強固になり与党に復帰した。維新の会は自民党の与党復帰を好意的にとった。


分党へ

しかし『日本を取り戻す』方針の自民党と安倍政権の権力が強大化すると、維新の会への期待も急速にしぼむ事態となり、維新の会の方針の『八策』などを主張することが困難となった。それは、母体党の『大阪維新』の方でも橋本の大阪の強引な改革行政により、求心力が低下したことも理由になった。維新の会は延命として強力な自民党と協力政策を採る方針をとり、石原が主張する『改憲』政策などは封殺した。


同じく自民党と協力する『みんなの党』も分裂し、『結いの党』が生まれた。『結いの党』参議院での『維新の会』と提携することを持ってきた、これに橋本代表は了承したが、石原代表は『左派』と断じて否定したが、結局石原の意見をつぶし、結いの党と提携した。


二度三度意見が、潰されたことと、同志であった橋本とも意見が違うことが理由で、石原と橋本の溝は深まった。そして2014年5月28日に両氏が会談し分党が決定した。


石原は『自主憲法制定』を強固に押し出だしながら自民党と協力をしていくことが狙いだそうだ。


日本維新の会綱領(維新八策)(編集)


『結党の理念』

日本維新の会は、国家再生のため、日本が抱える根源的な問題の解決に取り組む。決定でき責任を負う民主主義と統治機構を構築するため体制維新を実行する。


『現下の窮状』

  • 国際的な大競争時代の中で多くの分野で停滞あるいは弱体化した。
  • 国民は多くの不安を抱えている。

『大競争時代の中での急務』

  • 「国民の安全」「生活の豊かさ」「伝統的価値や文化」などの国益を守り、かつ世界に伍していく。
  • これを、伍していくには効率的で自律分散した統治機構を確立すること。

『妨げ』

  • 中央集権、官僚主導、護送船団型の国家運営(脱工業化と情報化の高度成長の妨げ。)

『党の性格』日本国が世界において名誉ある地位を占めること。

  • 都市と地域、個人が自立できる社会システムの確立。
  • 世界において常に重要な役割を担い続ける日本を実現。
  • 我が国の歴史と文化に誇りを抱き、良き伝統を保守。
  • 多様な価値観を認め合う開かれた社会を構築。
  • 国からの上意下達に依ることの否定。
  • 地域や個人の創意工夫。
  • 自由な競争。
  • 経済と社会を活性化。
  • 賢くて強い日本を構築。(世界に覇を求めず、平和と繁栄の増進に貢献するのが賢くて強い国である)

『世界の平和』

  • 「法の支配」「自由主義」「民主主義」等の価値を共有する諸国と連帯する。
  • 『明治以来の技術基盤と技術革新力により文明の発展と世界の繁栄に寄与。

維新八策

  1. 統治機構の作り直し
  2. 財政行政改革
  3. 公務員制度改革
  4. 教育改革
  5. 社会保障制度
  6. 経済政策雇用政策・
  7. 外交防衛
  8. 憲法改正

主な所属議員


登録商標問題

2011年12月中松義郎は「日本維新の会」の名称を商標登録を目的とした

特許庁に出願したが却下されている。

このことに、橋下徹は中松の届出に困惑している。

中松の出願の状況に伴い審判・訴訟で拒絶が確定しない限り、別の者が

「日本維新の会」の商標出願をしても登録されることはないことから、

商標登録できるのは早くとも2013年末以降になる見通しとされている。


日本維新の会のパロディ

2013年8月頃から、アイドルマスターシンデレラガールズのキャラクターが

北大維新の会という政党を結成するドラマ小説がpixiv内でTanakaの手で

扱っている。

実際の『日本維新の会』とドラマ小説の中で扱われている『北大維新の会』で

類似・異なる点が多々ある。


1:橋下徹共同代表と石原慎太郎共同代表との対立があり、修復不可能なほどに深刻化

している事から「大阪府」と「東京都」の対立と言われている。

ドラマ小説の中では、日本の中心は「北海道と大阪府が中心にならず、地方都市に連携して

格差のない日本再生」と扱われている事から地方都市に対しての配慮も記されている事も伺える。


2:現実の日本維新の会では、日本の中心は「大阪府」と「東京都」であるが、

ドラマ小説の中では『「大阪府」と「北海道」の共同声明・相互関係』として

「大阪府と北海道がパートナーであり力不足であることから地方都市も協力すべき」という

描写が含まれているが大阪府と北海道を結びつけた理由は、日本の3大都市圏の報道の仕方

に疑問を持っていたことから、3大都市圏中心では地方が廃れるという警笛の描写とも

思われる一方、作者のTanakaが大阪府と北海道になんらかのつながりがあるのでは

ないか伺われる。


3:日本維新の会を英語表記は『Japan Restoration Party』であるが

北大維新の会は『Hokkaido and Osaka Restoration Party』と記されている。


4:日本維新の会では役職も橋下徹・石原慎太郎共同代表と記されているが、北大維新の会は

川島瑞樹を総裁として、相川千夏浜川愛結奈共同代表、

代表代行を黒川千秋と設定している。

その他にも北信越などの地方都市出身者と協力、連携する描写も多々ある。


以上の事からパロディ的な要素が含まれているが、現実の日本維新の会とは異なり

批判的な描写はなく現実の社会問題を題材にしたドラマ小説として描かれている。

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