pixivでは「ルーシィ」でのタグ登録数の方が多い。
概要
「一人で逃げるなんてやだ・・・よ どんな時だって・・・みんなと一緒の方が楽しいから」
CV:平野綾
星霊魔導士で、契約した星霊をそれぞれに対応した「鍵」で呼び出す「星霊魔法」が使える。作者いわく、メインヒロインというより普通の少女をテーマにしている。
ギルド内ではレビィと一番仲が良い。
作品本編の進行は彼女の視点で描かれることが多い。
変わり者が多いメンツの中では数少ない常識人。それゆえツッコミ役になることが多い。
いつもギルドの皆に振り回されてる印象があるが、契約した星霊を戦闘の「道具」扱いせず、同等の立場として接する優しさを備え、時には星霊王さえ説き伏せる度胸を見せる。
天真爛漫な性格で明るく、また一方で高飛車なところもあるが、見かけによらず純情であり、恋の話を持ちかけられただけで赤面して動揺してしまう。
酒に酔うと甘えたがりになる。
よく、狙われたり、つかまる事が多くて有名。
小説書きのためか「伝説の勇者」などに強い憧れを抱いていたり、変な妄想を炸裂させることもあり、仲間達から(無頓着なナツからでさえも)呆れられることがある。
星霊に対する深い思いやりのため、敵として自分そっくりに変身し襲い掛かってきた星霊「ジェミニ」を戦意喪失させてしまったこともある(変身した相手の心理構造まで模倣する能力を持つため)。
鍵は常に腰の右側に装着しており、腰の左側には先がハートマークの鞭を装備している(序盤は黒い鞭だったが、現在は網目模様の鞭に変わった)。なお鞭はあくまで武器であり、変な趣味はない。
星霊魔法については、星霊を強制的に星霊界に戻す「強制閉門」が行える。単行本42巻現在、契約星霊は15体(そのうち黄道十二門の鍵は10つ)。
また基本的に星霊は一度に一体しか出せないが、一瞬とはいえ複数の星霊を出したことがある。
彼女はまだ魔導士としては魔力が低く、様々な星霊を続けて呼び出すとすぐに魔力が切れてしまう。そのためバルゴからエリダヌス座の星の大河(エトワールフルーグ)という伸縮自在の鞭を提供され、よく戦いに用いるようになった。
途中から二体同時開門を使えるようになるなど、魔導士としても成長している。
ギルドではナツやハッピー、グレイ、エルザとチームを組むことが多く、ルーシィの活躍は大抵尾ひれがついて周囲に広まることが多い。
また現在はアパートの一部屋を借りて住んでいるが、ナツたちが勝手に部屋に上がりこむことがたびたびあり、それについては迷惑に思っている。以前は亡き母へ宛てた届く事のない手紙を書き続け、それが部屋に溜めこまれている。
「妖精の尻尾」のメンバーには自らの出自を明かさずにいたが、父の依頼を受け動いた「幽鬼の支配者」との抗争の際出自を打ち明ける。
抗争の原因が自分にあると責任を感じていたが、仲間達からそれを咎められる事もなく、「妖精の尻尾」が自分の居場所であると改めて感じた。抗争終結後に一旦家に戻り、父に自分の決意を伝えて完全に決別した(後にとりあえず和解するが、その後再開することなく天狼島からの帰還の一月前に死別した)。
ちなみに読書家で、ケム・ザレオン関連の依頼ではその才能を遺憾なく発揮し、彼の遺作『日の出』の秘密を解き明かした。現在、自作の物語を執筆中だが、ナツ経由でそのことが知られギルド内にそのことが広まっている。この出来事から本を読むことが好きなレビィと親しくなった。将来はギルドでの冒険を本にして出版したいと思っている。
髪の毛は金髪で、頭の右側のところでリボンで結んでいることが多いが、話が進むにつれて髪型が変化していく。
因みにかなりの爆乳で、作中の女性メンバーの中でも1、2を争う大きさ。
コスチュームも胸を大幅に露出、もしくは強調されたものが多い。ミニスカートもよく穿いている。
しかしグラマラスなスタイルとは裏腹に色仕掛けには悉く失敗している。
ナツ曰く「色気が足りない」とか。
…異性に興味のないお前が言えた言葉か。
(そもそもそのナツからは「お前の体なんかに興味はねぇよ」という女性としては非常に屈辱的な暴言を言われてしまっている…哀れ。)
エドラスのルーシィ
「アースランド」の平行世界「エドラス」におけるルーシィ。本名「ルーシィ・アシュレイ」。アースランドのナツ達には「エドルーシィ」と呼ばれている。
アースランドのルーシィと見た目が同じでややこしいので、後にキャンサーに頼んで髪をショートカットにしてもらっている。
二人のルーシィでダブルーシィ、ジェミニが変身したルーシィも合わせてトリプルーシィになった描写もある。
アースランドのルーシィとは異なり、男勝り・姉御肌な性格で口調も荒いが、ツンデレな一面もある。
アースランドのナツには「やかましいところは同じ」と評されている。またアースランドのルーシィ同様、ツッコミは鋭い。武器は魔法の鞭。
エドナツやエドグレイをよく懲らしめているため、本人たちに怖がられている。
マスター不在のギルドのまとめ役であり、「本当に世界を変えたければ自分たちの手で変えずにどうする」という信念の持ち主。
そのためアースランドのナツ達が王国と本気で戦うことを知り、途中までナツ達を案内した後ギルドに戻り仲間達を説得し、全面衝突の際ギルドごと駆け付けて助太刀した。
原作とアニメでは服装が異なる。