「貴様ら下等な猿どもと我らフェムシンムとでは、命の重さが違う‼」
概要
CV:上田燿司
第33話に登場した孔雀に似た姿の中華風のオーバーロードインベス。
レデュエの配下で、彼女に呼ばれ出現した。レデュエから「彼」と呼ばれていた為、性別は男性のようである。
杖にも見える曲剣「デェンゴシュイム」を武器とし、相手の足元に空間の歪みを発生させ、動きを封じる能力を持つほか、喉元から強力な破壊力を持つ火球を放つことが出来る。
デェムシュと同じく人類を猿と見下している。一方でやけに甲高い声で話したり、極アームズの多彩な武器を使う戦法に翻弄されてうろたえたり、ドンカチを頭に喰らってふらつくなどオーバーロードにしては茶目っ気のある部分もみられた。
また、他のオーバーロードに対し仲間意識や尊敬の念を少しは持っているらしく鎧武との決戦時に「デェムシュ様の仇だ‼」と叫んでいた。
呉島光実の手伝いと(明言はないが)彼のお目付け役を命じられ斬月・真に変身した彼と共に葛葉紘汰と湊耀子を襲撃する。
オーバーロードだけあってSランクのアーマードライダー2人に対しても優位に立っていたが自分よりも格上であるデュムシェを倒した極アームズに勝てるはずもなく、最後は極アームズが斬月に向けて放った砲撃の盾にされ、爆死した。
死の間際に「この裏切り者め!何時かお前も…‼」と光実に呪いの言葉を投げかけた。
余談
名前は「朱雀」を意味する。また出番の少なかったこともあるが本編では一度もオーバーロード語を話さなかった。
また、デュデュオンシュの情報発覚までオーバーロード語は母音(あ、い、う、え、お)を反転させ、子音を組み合わせているだけと思われており、当時の「ざ」は「デョン」と推測されていた。
そのため、発覚当時は「デュデュオムシュ」の表記ミスではないかと言われてもいた。(しかし、この表記だと「ススアンク」と、おかしな表記になる)
その後、デュデュオンシュのモチーフが朱雀であることが判明してからは、オーバーロードは単なる母音の反転表記ではないと言う、翻訳する側にとってある意味衝撃を与えたオーバーロードでもある。
「デェンゴシュイム」を日本語に訳すと「ジャケン(蛇剣)」となる。
関連記事
隊長蛇塚→スカイライダーに登場する1話限りの幹部怪人つながりで。