概要
雷撃戦・夜戦のみに行動する敵艦。エリート以上では開幕雷撃も行ってくる。
魚雷攻撃は命中率こそ低いが、厄介なのはその特殊な判定で、南西諸島海域以降の艦隊主力を固めているであろう正規空母や戦艦、更にはその補助を勤める重巡洋艦からの攻撃を一切受け付けない。(と言うか選択されない)
攻撃可能なのは、大半の提督が潜水艦に遭遇するまで「序盤の主力」か「遠征要員」と軽んじていたであろう駆逐艦または軽巡洋艦のみ(一応軽空母も攻撃は可能だが、装備によるダメージ幅が大きく、開幕雷撃で中、大破して戦闘不能になる事も多いため、できれば偵察要員と割り切った方がいい。また、航空戦艦及び航空巡洋艦も艦載機を搭載すれば攻撃可能)で、彼女らを艦隊に入れない状態でオール潜水艦なんて敵艦隊に遭遇しようものならこちらの砲撃戦をすっ飛ばされ、一方的に雷撃されて終了。例え全弾ミスでも戦術的敗北になり屈辱を味わうのがオチである。
特に13年夏のイベント海域では第1エリアの道中とボス海域に堂々と登場し、戦艦や空母のみで編成された艦隊は自慢の火力を活かせず足止めや返り討ちに遭ったため、彼女たちをぞんざいに扱ってきた提督は後悔する事になったであろう。
ちなみに公式コミックでは主力の大半が遠征中だったため、五十鈴を始め残りの戦力が不眠不休で駆り出された。
また、太平洋戦争中は日本海軍の多くの艦が連合国の潜水艦によって沈められたためか、本来は潜水艦に強い設定の駆逐艦達はイラストを見てビビりまくってしまい、教官役の伊勢を呆れさせている。
なお日本の駆逐艦は対潜装備も一応備えてはいたが、艦隊戦における雷撃能力等を重視していたため、欧米の、Uボートに苦しめられた末に生まれた対潜に優れた駆逐艦とは対潜能力は比較にならないほど低かったのも事実である。もちろん、その分雷撃戦には強かったのだが・・・
また、敵味方両方の潜水艦に言える事であるが、夜戦時は防御力が上昇し、殆どダメージを与えられなくなる。
逆にこちら側は一方的にカットイン攻撃などで損害を被るようになるため、潜水艦相手に夜戦を挑むのは厳禁。
ただし夜戦からスタートする、いわゆる夜戦マップだけは例外になっており、昼同様にダメージを与えることができる点も覚えておきたい。