概要
ギリシャ神話を題材にしているがストーリーはほぼオリジナルであり賛否両論を呼んだ。
その辺りヘラクレスの栄光や光神話パルテナの鏡の系譜と言った所か。
キングダムハーツではこの作品をモチーフにしたワールドやキャラとファイナルファンタジーのキャラは緑が深い。
あらすじ
世界が誕生した頃タイタン族が暴れ世界は荒れ果てていたがオリュンポスの神々の王ゼウスによって封印された。
長い月日が流れゼウスに息子のヘラクレスが生まれ、多くの神々が集まりヘラクレス誕生を祝った。
しかしオリュンポスの支配を企む死者の国の神ハデスは将来邪魔になるのではないかと思い快く思っていなかった。
そこに現れた運命の女神の話によるとタイタン族を復活させればゼウスを倒せるとのこと、しかしヘラクレスはその邪魔をするのは本当だった。
そこでハデスは手下のペイン、パニックにヘラクレスを暗殺のため下界に誘拐させ薬で人間にしてしまったが、最後の一滴まで飲まなかったため暗殺に失敗。
下界で人間夫婦に拾われそこで育てらることになった。成長したヘラクレスは自分の怪力を制御できずトラブルを起こしてしまう事に悩みながら過ごしていたが、
両親に本当はゼウスの子と言う事を知らされた。ゼウスの神殿で実父ゼウスと再開したヘラクレスは神になるには本当の英雄になるしかないと知らされ、修行が始まった。
キャスト
ゼウスの息子で神々の一族だがハデスの策略でオリュンポスを追われ下界で暮らしている。
一生懸命で誠実な性格だが怪力のためそれを制御できずトラブルを起こす事もザラ。本人にとっても周囲にとっても悩みの種。自分がゼウスの息子と知らされ、ゼロからヒーローを目指す修行に出る。
メグ
ヘラクレスに助けられた美女。その正体はハデス配下で恋人のためハデスに魂を売ったが裏切られ男性不信になりハデス配下になった。しかし次第にヘラクレスによって心を開く。ヘラクレスの事を「ワンダボーイ」と呼んでいる。
モデルは神話におけるヘラクレスの初妻メガラ。
フィル
本名ピロクテテスのサテュロス。過去に多くの英雄を育て上げてきたがことごとく失敗。諦めかけていたが彼の前に現れたヘラクレスに最後の夢を託し彼をヒーローに育てる事にした。
ヘラクレスの愛馬。ゼウスがヘラクレスのために雲から作った。
神々の王でヘラクレスの実父。神話の様な浮気っぷりは見せない。どうしてこうならなかった。
ゼウスの妻で。神話と異なりヘラクセレスの実母。ゼウスに浮気性がないためか、性格は残忍だった神話と打って変わって温厚。
死者の国の神。ゼウスを敵視しており彼を蹴り落としオリュンポスの王になる事を企む。半人間になったヘラクレスを部下が殺し損ねたため怪物をけしかけ抹殺しようとする。実質的に神話におけるヘラ役。髪の毛は青い炎になっており怒ると赤くなる。性格はどこぞの冥府神ばりに軽いが残忍。
キングダムハーツでは隠しボスでありその時期の関係でオピニオンリーダーやラスボスよりも強い。
ペイン&パニック
ハデスの手下赤いほうがペイン、青い方がパニック。変身が得意。
ラケシス、クロト、アトロポスの三女神で一つの目を3人で使っている。過去、現在、未来を見通せる。ハデスが遅刻した理由もお見通しだった。ハデスに助言をする。
冥府の番犬で3つ首。今回では活躍の場が殆どないがキングダムハーツではクラウドを蹴散らす等少しは活躍の場を見せた。
ハデスがヘラクレスを倒すために誘き寄せた谷に住む魔獣。首を切断するたびに増えて行く。体内には毒があるらしくヘラクレスはこの毒で意識がもうろうとした。
タイタン族
かつて下界を荒らし回っていた巨人族。ゼウスに封印されたがハデスが運命の女神の助言に従い復活させた。
ロックタイタン
岩石でできた双頭の巨人。キングダムハーツによると頭が2つなので一つの事を考えるのが苦手らしい。
また、ハデスを差し置いてハデスカップ1位に輝いている。能力値だけなら作中最強。しかしFMで追加されたセフィロスには敵わない。
アイスタイタン
氷でできた細身の巨人。冷気を吐く。ラーバタイタンとタッグを組んでゼウスを閉じ込めた。キングダムハーツではFMで追加された。ロックと並び能力値はセフィロスに次いで二番目。
ラーバタイタン
マグマでできた巨人。マグマを吐き出す。アイスタイタンとタッグを組んでゼウスを閉じ込めた。
トルネードタイタン
竜巻の様な巨人。神々を捕えた。
目一つの巨人でタイタン族で唯一有機的な体。ハデスにヘラクレスを倒す様依頼された。
関連項目
ファイナルファンタジー…キングダムハーツでは毎回この作品のキャラが今回のキャラと共演している。