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ジェノブレイカーの編集履歴

2014-09-08 11:11:21 バージョン

ジェノブレイカー

じぇのぶれいかー

ジェノブレイカーとは、タカラトミー(旧トミー)が展開する『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。

概要

ガイロス帝国のオーガノイドシステム(OS)搭載型ゾイドジェノザウラーを更に格闘戦に特化させた機体。

背面にはロングレンジパルスレーザーライフルに代わり、特殊チタン合金で作られた巨大な盾

フリーラウンドシールドと、中型ゾイドを一撃で破壊する力を持った鋏

エクスブレイカーを内臓したブレイカーユニットを装備している。


大型の可変式スラスターも搭載されており、短時間の低空飛行と長距離ジャンプも可能になった。

頭部のレーザーガンは近接攻撃用のレーザーチャージングブレードに換装されているが、

脚部にウェポンバインダーを増設し、火力の低下を補っている。


また、背部の荷電粒子コンバーターによって荷電粒子砲の出力が三割向上し、

連続発射すら可能としている。スラスターとの兼用で移動中や空中での荷電粒子砲の発射も可能だが、

これだけの芸当を行うには機体を操縦しながら前後方向のベクトルを調節し、

バランスを取るといった天才的な操縦技術が要求される。


素体のジェノザウラー自体にもその内包する力を最大限に引き出す為に各部構造が徹底的に見直され、

攻撃力・防御力・機動性においてブレードライガーを凌駕している。

ただしジェノザウラーよりも更に操作性は劣悪なものと化し、現存するゾイドの中で最も扱いが難しく

エースパイロットでも乗りこなせるものは一握りと言われるほど。

これらの強力無比な性能故に「魔装竜」の異名を持っている。


アニメでの活躍

アニメ第一期では、バンのライバルであるレイヴンの第三の搭乗機として

シャドーが独断でジェノサウラーを強化させる形で登場。

しかし、その進化の大部分はヒルツと行動を共にするアンビエントによってもたらされたものだった。


初登場回からその破格の戦闘能力を発揮し、進化直後のレイヴンが乗っていない状態での

破壊を目的とした帝国・共和国軍合同による大規模攻撃を受けても全くの無傷で、

その後レイヴンとの合流の間に追撃戦を試みた両国の部隊10個師団を壊滅させ

バンのブレードライガーに圧勝、アーバインコマンドウルフに関しては致命傷を負わせた。


その後もたった一機でバン、アーバイン、トーマを含めた両国の軍と幾度と無く交戦し、

デススティンガーの横槍を受けたものを除けば、決着が付いていない場合でも

実質勝利と言っても差し支えない戦果を挙げている。


その後はシャドーの死によって一時は戦線離脱を余儀なくされたが、

シャドー復活後はパイロット不在でその負荷を考慮する必要のないジェノザウラー3機と同時に交戦。

これを瞬く間に撃破し、デスザウラーの強力なシールドをも必殺の荷電粒子砲で突破するなどして

その強さを見せつけた。

ちなみに余りのスペックの高さゆえに制御が難しく、オーガノイドの中で最もスペックの高い

シャドーですら3分間しか制御できないほどである。

また、劇中ではEシールドを展開して敵の攻撃を防ぐ描写があるが、これはアニメ独自の設定である。


漫画での活躍

デススティンガーを諸事情で失ったハンナ・ハンナが新たに搭乗したが、

バーサークフューラーかませ犬に終わった。


バトルストーリーでの活躍

小学館刊「機獣新世紀ZOIDS 公式ファンブック」内のバトルストーリーでは

ガイロス帝国のテストパイロット、リッツ・ルンシュテッド中尉が搭乗。

ガリル遺跡で遭遇したヘリック共和国のレオマスターの一人、アーサー・ボーグマン少佐の駆る

ブレードライガーに打ち勝つには今のジェノザウラーのままでは不可能だと痛感したリッツは、

自らの機体に強化改造を施しジェノブレイカーとして生まれ変わらせた。

3000kmもの途方も無い距離を半日で走破したり、荷電粒子砲で橋桁を破壊して

共和国軍の追撃を阻止するなど目まぐるしい戦果を挙げていくが、

好敵手アーサーとの決着は暴走したデススティンガーの突然の乱入によって

永遠に果たされぬままとなってしまった。


最終的にデススティンガーは、折れたレーザーブレードをジェノブレイカーに突き立てられて

機能を停止するが、そのきっかけを作る為に身代わりとなったアーサーは戦死。

これまでの戦いを経て、愛機ジェノブレイカーの心情を汲み取ったリッツは

ゾイドの心を歪め、憎しみへと駆り立てるOS計画を止める為に軍籍を離れ、何処かへと消えていった。


バリエーション

ジェノブレイカージェット

ジェットとは黒玉のことで、その名の通り漆黒のステルス塗装が施されており、格闘力と運動性能をさらに高めている特殊任務機。初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』の1エピソード「双子の魔女」。

TypeAとTypeBの2機種が存在し、共鳴し合う双子のコアを使っているため常に同時出撃しなければならない。

TypeAの外見は通常と変わらないが、TypeBはフリーラウンドシールドの代わりに巨大な折り畳みナイフ状武器「フリーラウンドブレード」を装備している他、簡易型フェイスマスクを装備した顔はどことなくナックラーっぽい。


関連リンク

ゾイド ガイロス帝国 ジェノザウラー レイヴン

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