※ネタバレ注意
概要
大筒木一族の正当な後継者で、ナルトとサスケによって封印された大筒木カグヤの子孫でもあり、後の六道仙人である大筒木ハゴロモの弟大筒木ハムラの系譜の一族の末裔である。
名前の由来は、日本において皇族に仕え警護する側近の従者である『舎人』からと思われる。
経緯
かつて、地上の人々にチャクラの正しい使い方を伝え導くため、地上に残るハゴロモに代わり大筒木一族の長となったハムラは、十尾が二度と復活しないよう、封印された外道魔像を見張るため、一族を率いて月に移住することとなる。
その際にハムラはハゴロモに、「千年待とう」と告げ、1000年の間に人々がチャクラの力を正しく扱い、世が平穏であるかを見極めるという誓いを立てたという。その月に移住したハムラの一族の最後の生き残りがトネリである。
そして、カグヤが封印されてから1000年の時が流れた現代までにおいて、地上の人々がチャクラを兵器として利用し続ける忍の世界に、ハゴロモが築いた世界は失敗であったと判断し、一族の教えに従い、1000年の間ハムラの子孫たちの白眼の眼球を封印し続けて作り上げたエネルギー体『転生眼』の力を使い、月を地球に飛来させて地上の人々を滅ぼすことを決める。
その上で、日向一族の宗家が持つ純度の高い白眼を得て、自身の大筒木一族のチャクラと呼応させることで、輪廻眼に対をなす最強瞳術である転生眼を開眼させ、日向一族で最も純粋な血筋『白眼の姫(びゃくがんのひめ)』である日向ヒナタを妻として迎え入れ、人々が滅んだ地上が安定した後に地上に降りたち、新たな世界を築くことを目的としていた。
人物
CV:福山潤
外見は端正な顔立ちをした美青年であるが、実年齢に関しては不明である。彼の一族には生まれた頃から目に眼球が存在せず、そのため普段は常に目を瞑っている。一族によって作られた月の内部に存在する地底空間に住んでおり、彼以外の一族の生き残りは存在せず、エネルギー体転生眼の力で動いている傀儡人形たちと生活している。
登場した当初は、落ち着いた柔らかな物腰で話し、一族のしきたりとはいえ、ヒナタに対して彼なりの愛情を持って接していたが、それは先祖であるカグヤが、息子であるハゴロモとハムラを『自分のもの』と考えるのにも似た歪んだもので、ヒナタの想いはほぼ無視しており、彼女のナルトに対する想いを知った時は激昂していた。また、自身の一族の教えに対しては妄信なほどに絶対なことと信じ込んでいる。
能力
彼の一族は砂隠れのカンクロウや暁のサソリなどの傀儡使いの始祖のようであり、彼自身も、掌に作り出す緑色の発光球体を人の体に入れ込むことで、人を操る術を持っており、入れ込んだ相手のチャクラのみを取り除くこともできる。