「ギェーンッ‼」
概要
仮面ライダー(漫画)の『海魔の里』編に登場するショッカーのカニ型改造人間。
一文字隼人は彼の事を「カニ男」と呼んでいたが、ショッカー首領は「クラブマン」と呼んでいた為、正式名称はこちらだと思われる(カニ男を英語読みしただけだけど…)。
一文字の生まれ故郷『水底村』海底にあるショッカーの生物、生体兵器工場の護衛及び、村の住人たちをペンダントに仕込まれたリモコン装置を使って洗脳して意のままに操る実験、そして村に侵入してくる者たちの監視とその抹殺の使命としている。
また、TV本編に登場するサラセニアンと同じく会話機能をオミットされているのか、劇中は終始「ギェーンッ‼」との呻り声を上げていた。
犬の首を容易く切り落としてしまう程の切れ味を持った両腕のハサミや、口から吐く瞬時に固まって相手を拘束したり窒息死させてしまう泡を主な武器としているほか、足に仕込まれたロケットを噴射することにより発揮される驚異的なジャンプ力を使った水中からの奇襲戦法を得意としている。
また、外骨格に包まれたその体は、高い防御力を持っている。ただし、腕の付け根部分が弱いらしく、仮面ライダー2号との対決時はその弱点を突かれて両腕を失う結果となってしまった。
主な活動記録
正気を取り戻し、本郷に代わってショッカーと戦う事を決意した一文字が故郷へと帰郷した際、その事を察知し、操っている村人たちや空を飛ぶシビレエイ、サメ爆弾を使って排除しようと試みるもいずれも失敗した為、自ら行動を開始する。
しかし、激闘の末に両腕を失ったため、とてもかなわないと思い基地に逃げ帰った為、これが原因となり、自身の出す特殊な信号を追ってやって来たライダーに基地の所在を掴まれた挙句、その内部への侵入を許すという失態を演じてしまう。
さらに基地の中枢部に侵入したライダーを仲間のエビ男と共に襲撃するが、その際に誤ってエビ男を殺してしまうという失態まで犯し、窮地に立たされてしまった。
その為、数々の失態からショッカー首領に見放され、最後通告を受ける羽目となってしまい、最後はその最後通告通りにライダーを基地諸共消し飛ばすために天井に設置された自爆装置の起爆スイッチへと特攻し、基地諸共消し飛んで果てるのだった…。