概要
『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』に登場するトランスフォーマーの一人で、役職は秘密偵察員。
海外版『Transformers Armada』ではサイドウェイズという名前になっている。
紫色のバイク(形状的にはむしろビッグスクーターに近い)に変形し、ブライト(英名:ルーク)とシャドウ(英名:クロスワイズ)という名の2体のマイクロンを従えている。
この2体のマイクロンが合体するとミラーという人間大サイズのマイクロンとなり、更にロボットモードのダブルフェイスの頭部にマイクロンが合体すると、それぞれのマイクロンに対応したサイバトロン・デストロンのインシグニアが胸部に現れる。
アニメでは第15話「疾風(はやて)」にて初登場、サイバトロンのメンバーとして加入したのを機にこれらの能力を利用して両軍の動向を探っていた。
その正体
ネタバレ注意!
サイバトロンとして活動を続けていたダブルフェイスだが、突如としてサイバトロンを裏切りデストロンの軍門へと下る。
その一方で、見切りをつけたはずのサイバトロンの窮地を救うなどの不可解な行動も次第に表面化するようになるが、その正体は惑星規模の超大型トランスフォーマー・ユニクロンの意志細胞であり、マイクロンのミラーこそがダブルフェイスの本体でもあった。
彼の真の目的はサイバトロン・デストロンを刺激する事で両軍の争いを激化させ、共倒れを図る事であり、ユニクロンの中枢に辿り着いたコンボイとメガトロンにこれを語って揺さぶりをかけるも、コンボイが手にしたアストロブラスターによって撃ち抜かれ、最期を迎えた。
玩具について
アニメ放映当時に発売された玩具では、前述のマイクロンの合体が再現されており、バイク形態のダブルフェイスにマイクロンを搭乗させる事も出来る。
また、海外で発売された初期出荷分のサイドウェイズは、2体のマイクロンをそれぞれ頭部に合体させた時に出現するサイバトロン・デストロンのインシグニアが製品版とは異なっている。
2004年から商品展開がスタートした玩具独自のシリーズ『ロボットマスターズ』では、『トランスフォーマーG2』のデストロンの闇忍者・ロードビッグの仕様変更品としてダブルフェイスが発売。
ハーレーダビッドソンFLH80クラシックに変形する。
カラーリングやキャラクター設定は『マイクロン伝説』とほぼ同一となっていて、同作との関連性を匂わせているが、詳細は明らかにされていない。