香取(艦隊これくしょん)
かとり
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練習巡洋艦香取、参ります。
2015年2月6日、『迎撃!トラック泊地強襲』E-4突破報酬として実装された香取型練習巡洋艦1番艦。艦これ初の練習巡洋艦娘である。元ネタとなった艦については、香取(練習巡洋艦)を参照。
改修工廠でのみ入手可能であった14cm連装砲を初期装備として持参してくる。14cm単装砲と間違えないよう。さらに改修したい場合や思い入れがあるのならロックを忘れずにかけておくこと。
冬イベントでの実装以前に書かれている物は全てオリジナル艦娘になるので、検索の際はその辺りにも注意してもらいたい。
そうですね、意外と重武装でしょ私?うふふ
塾の教師や軍学校の教官のような姿。髪の薄めのオリーブ色(アッシュブロンド?)の長髪で、後ろで束ねアップ髪にし、タレ目気味の瞳の色は翡翠色。細いフレームの銀縁眼鏡(イラストではノンフレーム(リムレス)やアンダーリムで描かれる事が多い)をしており、前髪は左右に分けている。
服装は灰色のカッターシャツに黒のネクタイ。その上から白地に青縁の儀礼用軍服と身にまとい、下の制服端には艦首を模した金具が取り付けられている。
その両肩にはモップ状の飾り、「正肩章(せいけんしょう)」と呼ばれる階級章の一種が付けられている。ファンによる検証では、この形は最低でも大尉クラスのものらしい。
香取が本来は艦艇指揮官の育成のために建造され、またプレイヤーである提督の階級が少佐からの出発なので、色々と想像が掻き立てられる要素といえよう。
ちなみに大淀(任務娘)と明石(アイテム屋娘)の制服は、肩章は少佐、袖章は少尉と見られている(明石の肩章は装甲で確認できないが)。
下はシャツと同じスリットの入った灰色のタイトスカートに黒スト、靴はタッカー(揚陸艇)のようなハイヒールを履いている。
ちなみに軽巡洋艦娘と比べると結構な巨乳。手に鞭(教鞭)を持っており、その顔つきや表情も優しそうだが大人の色気を含んでいる。
そんなわけで、紳士の多い艦これ提督たちからは、「教育されたいor調教したい」と、夜の学舎に熱が籠りそうな評判である。夜の教導艦として着任しているイラストも少なくない。
実際、現状の投稿イラストのR-18率が25%とかなり高め。それ以外でも色気を前面に押したイラストが多い。
なお、おさわりすると…
あら...
ほほう...?
なるほど。
これは少し、厳しい躾が必要みたいですね。
…と突っ込まれる。縦読みが仕込まれているのがおわかりいただけるだろうか。
むしろ我々の業界ではご褒美です。
艤装は肩甲骨の下くらいに横広の基部ユニットが取り付けられ、その中央に斜め後方に向いた煙突と電探を設置。基部ユニット両端には主砲である14cm連装砲。基部と砲塔の間に対空機銃、肩からは艦橋をショルダーバッグのように下げている。
え、性格…ですか?それは用兵的にどなのでしょうか。
練習巡洋艦だけあって、練習航海や演習が好きな指導者気質。
特に練習遠洋航海には自信がある模様。
真面目で朗らか、礼儀正しい中に親しみやすさがある。
ただ練習航海の指導は得意でも、秘書艦としての執務には不慣れな様子。
また改造前の放置状態、戦闘中に前世(?)の記憶が甦る瞬間がある。
戦闘では、日頃の鍛錬の成果を見せようと声色が変わるほど気合を入れ、中破時にも一矢報いんとガッツを見せ、轟沈の間際さえ反撃のために足掻こうとする。
たおやかな外見に反し、心の内に芯の強さや熱い魂を宿した女性のようだ。
提督に対しては、先のようなSっ気をにおわせるセリフがあったりもするが、基本的には家庭的で
献身的。
“改”で追加される時報ボイスでは、明け方には濃いお茶かコーヒー、昼食にカレー、夕食にはカツレツを振る舞ってくれる。ときどき自分と他の艦娘を比べて、自分の魅力をアピールするような台詞も多く、中には遠洋航海に出ようとして提督と離れることを惜しんだり、自分と提督が夫婦みたいとストレートに表現したりと、提督LOVEと受け取れる発言がそこかしこに散りばめられている。
提督、性能確認ですか?
史実では主砲の口径から軽巡洋艦に分類されているが、艦これでは軽巡のようだが軽巡ではないという特殊な立ち位置にある。あきつ丸や特務艦娘に類する扱いの模様。
出撃・遠征・ルート固定判定では軽巡枠に含まれないため注意が必要。装備についてはドラム缶や探照灯、照明弾など一部の装備が軽巡と異なり装備出来ない。その他の特性は概ね軽巡に準ずる。
また巡洋艦でありながら“低速”という、史実通りの鈍足。なによりステータスが他の軽巡の最終値より明らかに低いため、本人の申告通り「戦艦との砲撃戦」は用法としては適していない。
こうした面でも、やはり扱いはあきつ丸に近いか。
しかし、初期から装備スロットが三つ開いており、さらにLv35で改になると夕張と大淀に同じく第四スロットが開放される。
なにより香取は「対潜値は軽巡の平均値」で「偵察機を運用可能」と、“対潜特化”と“弾着観測射撃”の両面が出来るという、先の二隻には出来ない器用な特性がある。
ただ、火力面は期待できないため、弾着よりも対潜向きではある。ここでもあきつ丸と同じとは……
そして運営からは「練度の高い練習巡洋艦を旗艦にした演習は、経験取得効率が若干向上します。」と発表されており、提督たちの事前の読み通り、香取に経験値増加の特性も存在することが明かされている。
具体的な効果としては香取を旗艦にして他提督と演習することによって、僚艦の獲得経験値にボーナスが得られるというもの。実数値は元経験値に香取レベル15で+4%、30で+6%、100で+10%と、大体香取のレベルを平方根した数値がボーナスとなる。単艦育成では効果が薄いが、2艦以上を同時育成するなら一考の余地があるだろう。
演習育成の一例として、「香取を対潜ガン積みにして、演習相手に潜水艦がいたら旗艦に据える」という手法がある。装備シナジー込みでの対潜攻撃力は夕張に次ぐため、演習相手に1隻だけ潜水艦がいたor相手が全員潜水艦の場合、対潜攻撃要員の確保と経験値ボーナスを得ることができる。
また西方海域の新たな遠征「遠洋練習航海」(24時間遠征)では、旗艦香取と駆逐艦が必要らしく、また編成する艦娘のレベルが低いほど獲得経験値にボーナスがあるらしい。これについては現在検証中だが、暫定結果では一度の遠征で各艦経験値2000~5000位得られる計算になっている。
出撃と比べて時間あたりの効率では劣るが、忙しくて艦これがあまりできない、または手間をかけたくないという提督にはいいかもしれない。
迎撃!トラック泊地強襲最終ステージのE-5では香取か明石を含む編成ではルート固定が可能だった。