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charlotteの編集履歴

2015/04/05 11:33:35 版

編集者:エターナル

編集内容:曖昧さ回避にアニメ作品を追加

曖昧さ回避

Charlotteとは、

  1. 英語圏の女性名。読みはシャーロット(英)、シャルロット(仏)、シャルロッテ(独)。
  2. アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場した魔女のこと。
  3. アメリカ海軍の潜水艦。2005年11月29日に真珠湾から北極の氷冠の下を通ってバージニア州ノーフォークに到着するという、カナダを挑発する航海を行った。
  4. 麻枝准脚本、P.A.Works制作のオリジナルアニメ→Charlotte(アニメ)

当記事は2を扱うことになる。

概要

お菓子の魔女。その性質は「執着」。欲しいものは全部。絶対に諦めない。お菓子を無限に生み出せるが、大好物のチーズだけは自分で作ることができない。チーズさえ持っていれば 簡単に隙をつくことが出来ただろう。(公式サイトより)

登場話は第3話『もう何も恐くない』より。

「今までの魔女とは訳が違う」とほむらが言っていたことから、比較的強力な魔女であることが推測される。

※ここより先、ネタバレ注意

形態変化

第1形態

キャンディの様な頭部に円らな目をしており、可愛らしい外見をしている。

体長はマミの膝くらいまでの高さしかなく、魔女の中でも割と小さいサイズである。

ダボダボの服を着ており、マントには後述する第二形態の顔が描かれている。

眼の色はTV放映版では黒だが、魔女図鑑では青。DVD/BDでは青に修正されている。

一見ただの人形の様にふにゃりとしていて、マミに容易にで殴り飛ばされ軽々と吹っ飛んだり、床に押し付けられて銃弾をぶち込まれた上にティロ・フィナーレを決められる。この形態が自ら動いた様子はあまりなく、一方的にやられるのみであった。

ちなみにTV放映版では一瞬ムッとしたような表情を見せていたが、それもDVD/BDでは無表情に修正された。

その弱そうな外見すら罠だったのだろうか…。

第2形態

大蛇のような黒く長い体とカラフルな目、パーティ帽のような鼻、頭部付近についた赤と青が特徴である。第1形態とは打って変わって、かなりの巨体、かつ表情豊か。口元からは青いが飛び出していて、いわばペコちゃんのような可愛らしさを感じさせるが、相手を一口にしてしまう大きな口を持っており、そのポップな外見には不似合いな攻撃的で鋭いを持つ。

マミに必殺技を撃たれた際、拘束魔法により胴体が締め付けられたことで第1形態の口から押し出されるように第2形態がぬるりと飛び出してきて、脱皮をするように変身した。

いきなり現れた正体に不意を突かれたマミの頭に丸ごと食い付き、一気に喰い殺した。しかしその後に駆けつけたほむらの爆弾攻撃による内部からの爆破で倒される。

攻撃方法はその大きな口での食い付き。丸飲みにしようとする他、鋭い牙で齧り付くことも出来る。攻撃されると、脱皮をするようにしてケガを修復するようである。

マミの技の特性上、シャルロッテに対して「拘束→脱皮」と「単発銃→再生」のような不利が見える。

これはマミを倒す魔女という役柄上、脚本段階からマミの能力では戦いづらい相手として設定されている。

使い魔

Pyotr

Polina

その他

呼び名

魔女文字自体は依然として公式から明言されていないため、魔女の呼び方は不明なものが多い中、彼女は公式からグッズの紹介で「シャルロッテ」と紹介されている数少ない魔女である。

おかげで、ファンによる魔女文字(まどか文字)の解読法は間違っていなかったことが判明した。

本体?

ほむらの攻撃によって第2形態が爆発・再生を続ける場面にて、彼女が椅子に座っている人形の上に降り立って人形らしきものを踏みつける場面がある。その途端、第2形態は露骨に嫌そうな顔をし、直後の爆発のケガを修復できなくなり死亡する。

第1形態の登場時点でも、対面の席に対になるように人形が同時に出現したこと、登場時のパッケージにはこちらの人形しか写っていなかったことなどから、実際はこの人形が本体だったのでは?と一部では噂されていた。

しかし雑誌のインタビュー(季刊S 2011年4月号)によると対に座っていた人形は使い魔女装させていたものだということが判明した。

再生できなかったのは、ただ連続に爆発して限界を達したからか、最後の全身まるごと破裂させるほどの爆弾により再生に必要だったと思われる口ごと破壊されたからか、今のところ明確な理由は出ていない。

私はほむほむ派です!!

登場時のパッケージに書かれた赤文字を解読すると「WATASI HA HOMU HOMU HA DESU!!」となる(らしい)。ほむらの(視聴者間での)あだ名がほむほむに決まった瞬間である。

本編以外での活躍

劇中での活躍と、第1形態の可愛らしい姿のせいか、魔女の中でも特に高い人気と知名度を得ている。

何の冗談かマミさんと頻繁にセットで描かれる機会が多いため(→マミシャル)、キュゥべえよりよっぽどマスコットキャラクターのように見えるかも知れない。

この構図は、叛逆の物語で公式化する。

劇場版

登場箇所は本編と同じだが、BGMが新曲になっている。

コーラスはタイトルの通り"Wo ist die Käse? (チーズはどこ?)"と歌っている。

叛逆の物語については後述。

魔法少女おりこ☆マギカ

異なる時間軸で進行していた物語。

同じく巴マミが相手だったが、今回は倒されてしまった。

巴マミ曰く「油断していたらやられてたわね。」

この作品においてはまどか達と特に交流している所が描かれていないため(Charlotte戦にまどか達は居合わせていなかった)「本編でCharlotteに負けたのはまどかと親しくなったせいで心に隙ができてしまったからではないか」などという厳しい意見も。

ただし、脚本家の虚淵玄によると、「本編でCharlotteに負けたのは特に下手を打ったわけではなく相性の問題」とのこと。また、別のインタビューでは虚淵は、「どんなにスペックが高くてもそれで必ず戦いに勝てる訳ではない」、「勝負を決めるのは時の運」という自分の描く戦闘についてのポリシーを語っている。

加えて、虚淵がシナリオの監修を務めたポータブル版のマミルートにおいて巴マミは、まどかやさやかとの交流を持つ前に一人でCharlotteと戦い、そしてアニメ版と同じ様に死にかけている(マミと知り合う前に契約したまどかが助けに来たために一命を取り留めた)。

また、ポータブル版のシステムを信用するなら、魔女の強さは時期によって変動するもの(ゲーム中では3人がかりですら苦戦する時間軸もあった)であるため、本編とおりこ☆マギカでは、強さに差があったという可能性も否定できない。

魔法少女まどか☆マギカポータブル

まどかルートでは本編通りマミを殺すが、マミルートではまどかが助けに来たために倒されてしまう。

また、さやかルートでは杏子・マミ・さやかの3人を相手に戦い、マミを殺すことに成功(杏子とさやかはなんとか脱出)。しかし、その後はさやかのSGを捜索していた杏子1人(早期的になる場合はまどかとほむら)に倒される。

ほむらルートでは選択肢によってはマミを助けに来たほむらに倒される。

番外編にも登場、5人に挑まれる。

謎の魔女結界2つ目である充足の結界に9層目に第一形態、10層目に第二形態が登場する。

モバゲー版魔法少女まどか☆マギカ

定期的に行われるイベントでのみ登場。

プレイヤーはお茶会を開き、6人のプレイヤーが揃うと魔女結界が発生する。魔女結界に閉じ込められた人々を30人救出すると、Charlotte(クレジットでは「お菓子の魔女」)が出現し、戦闘になる。勿論、第1形態を撃破すると第2形態に変貌する。(クレジット曰く「お菓子の魔女が本気を出した」

なお、魔女結界が発生する度に、3回までCharlotteに挑む事ができる。

ちなみに時間切れで敗北すると、まどかが犬に追いかけられるシーンが流れる。

The_different_story

中巻に登場。

本編と同様巴マミに脱皮して襲いかかるが、魔法少女になったばかりの美樹さやかが駆けつけ、撃破する。

本編のH.N.Elly(Kirsten)戦と対になるかのように描かれており、逆にElly戦ではマミが撃破し、さやかが看過するという展開になっている。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram

プロローグ及び本編で登場。

プロローグではアニメ本編同様にマミを食い殺している。

本編では強化された復活版が登場するが、色が変更されており、第2形態は緑色に変更されている。

元の姿

魔女はソウルジェムが濁りきった魔法少女の成れの果てであることが明かされ、その正体についての考察が議論の的になっていた。

それを受け、Charlotteも元の姿や背景などがファンの間で色々と想像され、元の魔法少女時代の想像イラストなども多く描かれた。

戦え!シャルロッテ!戦え!シャルロッテ!by阿部かなりいただきます☆いただきます☆bySinku甘の国の女将甘の国の女将by覺醒その際には第一形態を模した「ピンク色の髪にツインテールか巻き髪。マント姿」というデザインである場合が多かった。

また、影魔法少女の1体(劇団シモテ)に酷似した個体がいることから、これを元の姿とみなしたイラストも多く存在した。

魔女の名前がアメリカ・ノースカロライナ州シャーロット癌センターと同じ、短時間だけ表示される魔女結界内の描写で最初の抗癌剤ナイトロジェンマスタ-ドが開発された年である1935と書かれている、癌患者はチーズを食べる事が出来ない、無限に再生している第二形態は癌細胞をイメージしているのでは、といった事から、小児が癌患者だったのではないかと想像されていた。

公式の見解は公式ガイドブックで初めて明かされ、のちに叛逆の物語で魔法少女としての姿も描かれた。

以下ネタバレ注意!!

前半、巴マミの相棒であり大切な友人として、ベベと呼ばれるマスコットキャラとして登場。

瞳が不気味になっており異世界感を醸し出しているが、ナイトメアとの戦いをサポートするなど、マミ達の仲間として描かれている。Charlotteのように脱皮能力も持っている。

ほむらが魔女の記憶を取り戻してベベを疑い襲撃した際には、マミはベベを守ろうとしてほむらを止めようとする。

更なるネタバレ及び本来の設定

お菓子の魔女。かつて執着の夢を見た。マミの家に突如現れた謎の生き物。「ベベ」と名づけられるが、その正体は円環の理からやってきたお菓子の魔女。出会った当初はかなり無口で無表情だったが、いつの間にか今のような有様に。ちょとうるさい。新しい服はマミのお手製。巴マミは、この魔女が最後に見たこわい夢に出てくる人に良く似ている。(来場者特典より)

ベベ及びCharlotteの元の魔法少女が、百江なぎさという幼女だと判明した。チーズが大好物なのも相変わらずである。

インキュベーターの実験で魔女化しつつあった暁美ほむらを救済するため、同じ円環の理の魔女である美樹さやかとコンビを組んで、まどかを補佐する。この活動の中で見せた、Charlotte時代の使い魔を使役したり、なぎさの顔がCharlotteのものになるなどの様子は、本作における彼女(とさやか)が「魔女として登場していた」ことを示している。

とはいえ、本作では一貫して、円環の理すなわち鹿目まどか・美樹さやかの同族、暁美ほむら・巴マミ・佐倉杏子の味方として描かれている。

なおファンの間での想像では人間であった頃に小児癌患者であったのでは、との想像がまことしやかに語られていたが、公式ではそのような設定は全く言及されていない。

更なるネタバレ

ほむらをインキュベーターのフィールドから救出し、彼女をまどかが円環の理に導こうとするのをさやか・マミ・杏子らと共に見守っていた。だが、ほむらがまどかへの愛情から悪魔と化して、二度目の世界改変が発生し、なぎさもこれに巻き込まれる。

再改編後の世界では、なぎさは記憶と魔法少女の力を失い、同級生の友人達と共に過ごしている描写があった。

歪ではあるが、ある意味ではなぎさことCharlotteの蘇生・帰還も描かれた結末と言えよう。

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