「なれたんだね、究極の力を持つ者に」
概要
グロンギの王の保有する能力、そしてそれにより引き起こされる惨禍のこと。
よくン・ダグバ・ゼバを指して究極の闇とすることがあるが、彼はあくまで「究極の闇をもたらす者」、即ち「究極の闇」そのものではなく、彼の持つ超自然発火能力などの超パワーや、それにより引き起こされる大殺戮こそが「究極の闇」なのである。
そして伝承では、クウガのなってはならない禁断の姿である「凄まじき戦士」=アルティメットフォームも、これと同等の力を有しているとされている。
椿「つまり、脳まで霊石の力が達したら生体兵器に…あいつらと同じになっちまうってことだ」
(第7話より)
もう一つの究極の闇
仮面ライダーディケイドのクウガの世界には、ダグバとは異なるグロンギの王・ン・ガミオ・ゼダ(企画のみで実現しなかった劇場版仮面ライダークウガに登場予定であった)が登場する。
しかし、このガミオはリント(人間)をグロンギに変える力、グロンギを吸収して自らのエネルギーに変える力を持っている等、単に気まぐれで破壊や殺戮を楽しんでいるだけのダグバとは比べ物にならない、下手をすれば人類の種の存続自体が失われかねない危険度を誇るグロンギとして扱われている。
異名に関しても、「究極の闇をもたらす者」ではなく、存在自体が「究極の闇」であるとされており、グロンギの王としての威厳や器に関してもガミオの方が上回っている。
ちなみにガミオの力は、炎のイメージが強いダグバとは対照的に、黒い煙のようなものとして描かれており、また電撃を操る超パワーも持ち合わせる。