羽瀬川小鳩

はせがわこばと

MF文庫Jのライトノベル「僕は友達が少ない」の登場人物。

プロフィール

主人公・羽瀬川小鷹の妹。亡き母親・アイリの血を濃く受け継いでおり、色白で金髪碧眼の美少女。

目が左目が青、右目が赤のオッドアイに見えるのは右目に赤のカラーコンタクトを入れているため(ただし就寝時や入浴時、制服時はカラーコンタクトを外している)。

私服はゴスロリファッション。

『鉄の死霊術師(くろがねのネクロマンサー)』というアニメ（作中では遊園地でアトラクションショーが行われる程大人気）にドハマりしてしまい、その影響で自分を『レイシス・ヴィ・フェリシティ・煌』という真名を持つ「真祖」の吸血鬼であると自演している。要は中二病。

普段は芝居がかった大仰な喋り方をする。着替えるときには変身シーンっぽいアクションをしながら服を脱ぎ着するうえに、兄にそれをわざわざ見せようとまでする。

この時兄・小鷹は『前世の恋人』とか『下僕』といった設定にされる。しかし動揺すると素に戻ってしまい、その際は以前住んでいた熊本の方言になる。

勉強は壊滅的に苦手で、カッコつけるために意味も知らない難しそうな言葉を使って恥をかくこともある。

兄に対しては日頃は若干偉そうな態度で接しているが、その実かなりベッタリのブラコン。何か困ったことがあると「あんちゃぁぁん（素のときの小鷹への呼び方）」と泣きつくのが恒例となっている。

そのため小鷹を「お兄ちゃん」と呼んで懐いている高山マリアを敵視しており、頻繁に（程度の低い）喧嘩をしている。

好きな食べ物はにんにくたっぷりのとんこつラーメンと肉類全般(≠星奈)。嫌いな食べ物は玉ねぎ。

夜更かしなどの不摂生が祟ったためか体が小学生から全く成長していないらしく小学生時代の服も問題なく着られてしまううえ、10歳のマリアよりも胸がない。

(マリアの胸は10歳にしてはやや大きい方だが、体格の差を考えると小鳩は相当ぺったんこである)

海辺に住んでいた際に鍛え上げられたことから水泳が得意で、泳ぎなら小鷹よりも速く、好きな泳ぎ方は遠泳と言うだけあり星奈の追跡を振り切れるほど持久力もある。

柏崎星奈からはその容姿と言動を気に入られ、周囲がどん引きするほどアプローチを受けている。

が、当然本人はそんな星奈を非常に苦手としている。

当初はその中二病により周囲から避けられていると思われていたが、実際は教室に出たＧを小鳩が退治したことをきっかけにクラスのアイドルに祭り上げられ、学園祭の頃には男女問わず小鳩様と呼ばれる中等部全体の人気者となっている。

だが、好意を持って接してくれる同級生たちにも本人は引いてしまっており、いがみ合っているはずのマリアのいる隣人部のほうが居心地がいいと感じているようだ。