分割項目
- 音による現象の一つ。元々は英語で遠吠えの意味(howling)。
- 1981年、狼男をモチーフにしたアメリカのホラー映画。
- TMNの宇都宮隆の楽曲「Howling」のこと。
- abingdon boys schoolの楽曲「HOWLING」のこと。
- 映画スイートプリキュアに登場した敵キャラクター。本記事で説明。
スイートプリキュアでのハウリング
概要
「映画スイートプリキュアとりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」に登場したラスボス的キャラクター。メイジャーランドの女王アフロディテの身体を乗っ取り、メイジャーランドから音楽を消した。その目的はかつて封印されたノイズの復活にあった。
しかし、アフロディテの夫メフィストの決死の行動で彼女の身体から抜け出し当初は雲のような身体でプリキュアたちを翻弄した。
だがミラクルライトでプリキュアたちが危機から脱すると実体化し巨大なコウモリ人間のような姿になる(上イラスト参照)。そしてキュアビートとキュアミューズを倒し、キュアリズムを捕らえ、キュアメロディを瀕死の状態に追い込んだ。
しかし、クレッシェンドトーンの助力でパワーアップしたキュアメロディによって圧倒され、最後はプリキュア4人によるプリキュア・スイートセッション・アンサンブル・クレッシェンドにより和解や改心の余地が与えられず断末魔の悲鳴を上げることなく跡形もなく消滅した。
本編において敵味方ともに殉職者が存在しなかったことから、この展開を不満に思う声もある。が、愛しあう夫婦に殺し合いをさせかけるところまで追い詰めるなど、家族を翻弄し、国をも崩壊させかねない行為を行うなど、同情や改心の余地がないためであるとも言える。ただ本編に登場したファルセットも第37話で豹変した後はハウリングに負けず劣らず非道な行い(仲間を怪物化しただけなく彼らが裏切った時は躊躇なく殺害しようとした、プリキュアの家族や友人を人質に取ったり操ったりした、クリスマスコンサートに乱入して全宇宙から音を消すノイズのたくらみに加担した)をしているものの結局生き残って許されたが、これはファルセットが元々ノイズの力で心を悪に染められた人間(メイジャーランド三銃士の一人)であり、闇の力が具現化した存在(と思われる)ハウリングとは立場が違うからであろう。
ちなみにCVを担当した玄田哲章氏はスイートプリキュアの後番組「スマイルプリキュア!」でバッドエンド王国の皇帝ピエーロを演じている。