概要
ワールドトリガーに登場する組織・ボーダー本部所属A級5位チーム。
ボーダーの顔としてテレビ等にでるなど、広報役も兼任している隊であり、おそらく作中の一般人に最も知られている隊である。
その弊害か、「宣伝用に顔だけで選ばれたマスコット部隊」という噂がまことしやかにささやかれているが、木虎曰く「うちの隊はテレビや広報の仕事をこなしたうえでの5位」であり、実力はおそらく順位以上だと思われる。
作中一番最初に出てきたボーダー隊であり、初登場は1巻。
修らの学校を襲撃したモールモッドの討伐に来た部隊である。
黒トリガー争奪戦では、上司に当たる忍田本部長の命により嵐山隊のメンバーとともに迅の側に付く。
出水・当真・三輪隊と交戦し、時枝がベイルアウト。残った嵐山と木虎も機動力を奪われたものの、作戦勝ちを修めた。
大規模侵攻の際には、丁度防衛任務についていた事もあり新型を含むトリオン兵の排除を担当。
修と遊真と交戦していた新型トリオン兵（ラービット）に遭遇し、これにとどめを刺したことによって新型トリオン兵を一番最初に倒した隊となった。
千佳らC級隊員の避難補助に向かうために離脱した木虎と入れ替わりに、遊真が合流。しばらく一緒に事に当たっていたが、途中で迅に連れられ遊真も離脱。
終盤においては小南と合流し、南西部地区にてトリオン兵討伐兼民間人の避難誘導を行った。
その後の論功行賞にて、敵戦力の掃討と市民救助の功績を認められて、嵐山隊名義で一級戦功（報奨金80万+800P）を獲得している。
なお最終的に隊単位でのラービットの撃破数は木虎の単独撃破も含めて5体。
作中ではきちんと出てきていないが、戦法としては、時枝と嵐山の近･中距離両対応の連携攻撃と木虎の拳銃型トリガーとワイヤーを使用したトリッキーな攻撃の二本柱、そこに佐鳥の援護射撃が加わる形式であると考えられる。
一年前に木虎が入隊し、隊長とエースが分かれたことにより一気にポイントが伸びたらしい。
隊服
隊服はスタンダードのジャージ型であり、色は上が赤で下は黒。
上着の裾と首のカラーと肩から袖までに黒と白のライン、脇下から裾までに黒いラインが入っている。
腰に白地に黒いラインのはいったベルトを付けて、ウエストバックをさげている。
また、ブーツは赤色で、前面にすね当ての様なものがつく。
エンブレムは星を囲む五角形を5つ円状に置き、さらに中心に星をつくったもの。
隊服の右胸に付いている。両肩に付いているのはボーダーのエンブレム。
メンバー
- 嵐山准 ※イラスト真ん中
嵐山隊の隊長（オールラウンダー）。19歳の大学生。身長179cm
7月29日生まれ。ぺんぎん座のO型。
修の学校に副と佐補という弟妹がいる。
人を助けるために規則違反を犯した修を咎めないなどルールには柔軟。
- 木虎藍 ※イラスト左2番目
嵐山隊のオールラウンダー。15歳の中学生。身長161cm
6月26日生まれ。つるぎ座のA型。
ボーダー入隊一年目のプライドが高く高飛車な少女。
- 時枝充 ※イラスト右2番目
嵐山隊のオールラウンダー。16歳の高校生。身長167cm
4月12日生まれ。はやぶさ座のA型。
サポート役を卒なくこなすデキるヤツ。
猫とみかんが好きらしい
- 佐鳥賢※イラスト左端
嵐山隊のスナイパー。16歳の高校生。身長171cm
7月1日生まれ。つるぎ座のO型。
唯一無二のツインスナイパー。
作中作外問わずよくネタにされている。
- 綾辻遥※イラスト右端
嵐山隊のオペレーター。17歳の高校生。身長163cm
5月4日生まれ。ねこ座のA型。
嵐山隊のきれいなおねえさん。
絵と歌は得意ではないようだ。
関連イラスト
