概要
典型的な「おとぎの国」で、湖のほとりにたつ西洋風の王城を中心に人間や妖精や獣人が平和に共存している城下町が発展している、というイメージ。
王族は現在のところカナタ王子とトワ王女の2人だけが登場。(但し、30話でパフが「王様の部屋パフ」って発言したことから国王は健在であると思われる。)本作の主人公たちのサポート妖精であるアロマ&パフ兄妹はロイヤルフェアリーと呼ばれており、王族に仕える存在のようだ。
しかし、現在の王国は夢も希望も失われてしまっている。
本編開始以前に、絶望の魔女・ディスピア率いるディスダークの襲来を受け、国民の殆どが絶望の檻に囚われ、彼らの夢が『絶望の扉』と呼ばれるブ厚い扉に封印されてしまったのである。
今や王国は永劫の闇夜に包まれ、城の玉座にはディスピアが居座っている。
王国の伝説では、ホープキングダムは神秘の力を持つ3人のプリンセスによって建国されたと伝えられている。そしてこの建国の英雄たちのことをプリンセスプリキュアと呼ぶ。
現在の王国の危機を救えるのはプリンセスプリキュアの力を継承した「伝説の戦士」しかいない。
プリキュア継承者たちがグランプリンセスにまで成長し、12本のドレスアップキーを手にすることができれば、大いなる闇を祓う力が解放され、絶望の扉はこじあけられ国民の夢を取り戻すことができるだろうとカナタ王子は期待している。
絶望の扉
ホープキングダムの上空に浮かんでいる観音開きの巨大な扉。この扉の向こう側に国民の夢がすべて閉じ込められているという。
ディスダーク三銃士が人間の夢を絶望に変えるときは、人間一人ひとりを「絶望の檻」に閉じ込める必要があるが、現在のホープキングダムには国民を閉じ込めた絶望の檻がどこにも見当たらない。
このことから、絶望の扉とはいわば巨大な絶望の檻であり、この向こう側に全国民が監禁されて眠りについているのではないかとも予測されている。
ホープキングダム城
湖のほとりにたつ美しい城で、オープニングアニメーションでタイトルロゴが出てくるシーンでも描かれている。
城のたっている場所の地下深くには異世界へのゲートを作り出す魔法の扉が存在しており、アロマとパフは城がディスダークに占拠される直前にこの扉を通じて人間界へやってきた。
第一話時点でディスダークに乗っ取られており敵側の拠点となっている。その後の29話でゼツボーグ化して移動要塞として人間界へ攻め込むが、プリキュアたちによって浄化されたことでパワーアップアイテム「プリンセスパレス」と化した。
しかしその後に、城が建っていた一帯が絶望の森に飲み込まれ、イバランのツルが複雑に絡み合い巨大な魔城が出現した。これは今まで人間界から収集していた絶望のエネルギーでパワーアップしたディスピアの魔力によるものである。以後はここがディスダークの新たな拠点となった。
関連イラスト
関連タグ
先代プリンセスプリキュア:当代のはるか達を単に「プリンセスプリキュア」と呼ぶ場合の「英雄たち」。
プリンセスパレス:ホープキングダム城の成れの果て。