CV:速水奨 江原正士(19~26話,39話,45話) 片岡弘貴(35話)
概要
サイバトロン所属のトランスフォーマーで、ロボットモードでいる時より自動車形態でいることを好む。シボレー・コルベットスティングレーに変形する。
人間やニューヨークを愛する心優しい戦士で、自動車泥棒のラウルとは共に事件を解決したことで親交を結んだ。
性格はナルシストで、自分のビークルモードを美しいと思っており、車体を傷つけられることを嫌う。その為車泥棒にタイヤを撃たれて衝突事故を起こした時は「ボンネットが…俺の美しいボンネットが…」と嘆いた。
目立ちたがり屋でもあり、第45話「ホイスト ハリウッドへ行く」では同じサイバトロンのホイストが映画に出演すると聞いて他の目立ちたがりメンバーと共に撮影所へ押しかけていくこともあった。
車体から翼を展開して音速に近い速さで空を飛ぶことも可能で、スピードこそジェットロンに及ばないながらも、機動性に関しては彼らのお株を奪うとも言われている。
玩具は『ダイアクロン カーロボット』シリーズの流用品だが、本来のカラーリングは赤であり、欧州ではこのカラーリングのまま『トランスフォーマー』として発売されていた時期もあった。
後にこの「赤いトラックス」は、サイバトロンの女性戦士・陸空戦闘員ロードレイジとして新たなキャラクター設定を与えられ、通販サイトe-HOBBYにて限定販売されている。
実写TF
実写映画としては4作目となる2014年公開の『トランスフォーマー/ロストエイジ』に登場。
反トランスフォーマー組織KSI(Kinetic Solutions Incorporated)が開発した人造トランスフォーマーであり、シボレー・トラックス(Chevrolet Trax)に変形する。
日本語表記ではあたかも前述の同名キャラクターのようにも見えるが、G1トラックスの英語綴りが路面のタイヤ痕を意味する「Tracks」であるのに対して、本作ではモデル車に準じた「Traxes」なので完全に似た名前の別キャラクターである。
人造トランスフォーマー第一号機スティンガーの量産型で、国防に向けての量産が進められていたが、ガルバトロンの反逆と同時にディセプティコン側に就いた。
キュートランスフォーマー
CV:保志総一朗
第9話のゲスト。
G1同様ナルシストで、喋りながらいちいちポーズをとるなどキザな立ち振舞いが目立つ。
また、前述のボンネットに対する強いこだわりからか、ポージングの度にボンネットをキラリと輝かせる。
オプティマスの指示で「クソゲーの共通点」について調査していたらしく、自身が発見した4つの条件を発表し、『コンボイの謎』がクソゲーか否かを判別することになる。共通点の内容はそれぞれ「ひたすら単調でメリハリがない」「バグが多い」「グラフィックやBGMが酷い」「難易度が高くクリアできない」というものだったが、いずれもオプティマスのポジティブな解釈で非該当とされた。
議題パートでは、事前に用意したカンペを確認しながら発言していたが、直ぐにバレてオプティマス達に指摘された。