概要
Fateシリーズには、黒化が正式な用語として使用されている。「こくか」と読む。
Fate/staynight
聖杯の中に淀む黒い泥によって性格が悪しき方向へと反転する事で、黒化したサーヴァントは聖杯の力で受肉し、物理的な干渉力が増大するが霊体化はできなくなる。魔力も聖杯から無尽蔵に供給されるため、戦闘力も強化される。ただ暴走状態になってしまうため細かい制御は不可能で、「暴走機関車」に例えられる。
作中ではセイバーやバーサーカーが黒化しているが、中にはギルガメッシュなど黒化しなかった者もいる。
プリズマ☆イリヤ
英霊と呼ばれる者の力が宿ったカード「クラスカード」が元の英霊に近い姿を取ったもの。
能力はサーヴァントとして召喚された本編より劣化しているものの、相対的には十分な脅威を持っている。イリヤ達が暮らしている世界の影にある世界「鏡面世界」に潜んでおり、クラスカード回収に来た者たちを迎撃する。
その姿・能力は第五次聖杯戦争に登場したサーヴァント達がベースになっているが、諸事情によりアサシンのみ第四次のものがベース。Fate本編にて黒化姿が登場した英霊は原作通りのデザインだが、その他の黒化英霊はプリズマ☆イリヤオリジナルのデザインで描かれる。
また、ジュリアン・エインズワースによって黒化英霊の大軍が召喚されている。
Fate/GrandOrder
序章 炎上汚染都市 冬木にてセイバーオルタによってメドゥーサ、呪腕のハサン、武蔵坊弁慶、アーチャーの5騎が黒化され登場。
第1章 邪竜百年戦争 オルレアンにて、ジャンヌ・ダルクの姿をした黒化サーヴァント、ジャンヌ・オルタが登場。
また、フリークエストなどにてシャドウサーヴァントとして登場する。
二次創作における黒化
pixivにおいてはこちらの用途で使用される。
「Fate/staynight」のHeavens Feelルートなどに登場するとあるキャラクターやとあるキャラクターのような姿に変化すること。
彼女のような外見(赤い痣、黒い服に赤い模様や縞、場合によっては白髪、金眼化)に変化した姿で描かれているイラストにつけられる。
Fateシリーズのキャラが多いが、他作品のキャラが描かれることもある。
Fate/GrandOrderの登場により、ジャンヌ・オルタも出現した。
こちらは公式設定ではないので、公式キャラである黒桜やセイバーオルタ単独の場合は含まれない。