タイガーマスク
コミック、アニメで昭和の名作としても有名。
残虐なシーンも多い作品でしたが
タイガーマスク、伊達直人は私の永遠のヒーローです。
原作でのタイガーマスク
主人公である伊達直人は、悪役レスラー養成所「虎の穴」にスカウトされて悪役レスラー「タイガーマスク」となり、そこで得たファイトマネーを自分が育った孤児院『ちびっ子ハウス』に匿名で寄付し続けていた。
しかし、それが原因で虎の穴本部に義務である多額の上納金を収めることができなくなり、「虎の穴」を追われ、刺客につけ狙われることとなった。
命を狙われるのならば、せめて孤児院の子供たちに誇れる戦いをしたいと考えた伊達は、悪役レスラーと戦う正義の覆面レスラーとして生きる過酷な道を選ぶのであった。
2013年には実写映画化もされたが、スタントシーンの影響でタイガーマスクはボディスーツのようなデザインになっていた。まあ、そりゃそうか。
タイガーマスク二世
原作の後日談に当たる本作では、孤児院『ちびっ子ハウス』出身のスポーツ新聞記者・亜久竜夫が新たにタイガーマスクとなっている。しかも初代とは違ってスーパーベビーフェイスとなっており、単純明快な勧善懲悪を繰り広げる。
実在のタイガーマスク
原作者の梶原一騎に新日本プロレスが「実際にタイガーマスクを出したいから許可してくれ」と要請したところ、梶原がこれを承諾。
以降、計5人のタイガーマスクが現実のリングに登場している。
初代、佐山聡
とにかく身軽で以降のタイガーマスクの原型ともなった。ポッキーのように羊羹(の棒)を食うという凄まじい甘党でもあった。
二代目、三沢光晴
元来ヘビー級でスタイルの全然違う三沢であったが元来のセンスの良さを生かして初代とは違うタイガーマスク像を作り上げた。
三代目、金本浩二
元来タイガーと違うスタイルだった為か活動期間は短い。しかしながらマスクを脱いだ後もタイガー系の技を多用することから意義はあったとされている。
現在埼玉県上尾市にて道場を経営。
四代目(現役、正体不明)
初代タイガーマスクの正当な弟子で尚且つデビュー当時からタイガーマスクを名乗り一度もマスクを脱いでいない、今時珍しい正体不明のレスラー。ちなみにタイガーマスクだが大の巨人ファンである。
五代目(現役、正体不明)
原作者の弟である真樹日佐夫がプロデュースした、これまた正体不明の謎のレスラー。真樹氏曰く「新人ではなく既にキャリアのあるレスラー」との事。
影響を与えた(?)キャラクター
「タイガーマスク」以外の作品に登場する、トラ(またはヒョウなど)のマスクを被ったキャラクター。