あらすじ(ネタバレ注意)
相変わらずホームレス生活のイヤミであったが、そんな中、お金を払えば一定時間彼女として振る舞ってもらえる「レンタル彼女」という商売の存在を知り、チビ太やダヨーンと共に女装して「レンタル彼女」を始める。当然ながら客は来ず、挙句の果てに松野兄弟からも散々に罵倒されてしまう。
おそ松「レンタル彼女!?ただの化け物!鏡見ろバーカ!!」
チョロ松「ケツ毛燃えるわ!ブス!」
カラ松「フッ、吐きそうだ…。」
一松「消えろ。メシ食えなくなる。」
十四松「ワンナウト!ツーアウト!スリーアウト!チェーンジ!!」
六つ子「じゃあな!ブス!!」
いくら女装しようが、ブスでは六つ子は目もくれないのであった。
カラ松と十四松でさえこの言い様なのだから、最早フォローのしようも無かった。
彼らを見返すべく、二人はデカパン博士に頼み込み「美女薬」を制作してもらう。薬の効果でイヤミはグラマーな美女・イヤ代に、チビ太はロリ美少女・チビ美に見事変身。再び松野兄弟に「レンタル彼女」のチラシを渡すや、兄弟は簡単に引っ掛かり、美女とのデートに舞い上がった挙句、オプション料金として「目があった料」「周りへの優越感料」「生足チラ見料」などの法外な金額を請求されても嬉々として支払い、全財産を巻き上げられてしまった。
しかし、薬に耐性が付き出したことで変身時間が徐々に短くなり始め、イヤミとチビ太はそろそろ潮時と見て店じまいしようとするが、そうとも知らぬ六つ子は、ヤバい方面の仕事に手を出してまで大金を用意し、再びデートを申し込んできた。理由は不純。しかし、結果はニートを卒業した。最後のひと仕事のつもりで、レストランデートを受ける二人だったが、遂に薬の効果がなくなって、六つ子の前で元の姿に戻り、正体がばれてしまう。
当然そんな彼らを許す六つ子ではなく、二人は虎の入った檻に監禁される。兄弟の中でも特に「公式設定はM」のはずの一松の怒りはすさまじく、檻の鍵を彼の言い値でレンタルするか尋ねられたり、ニセの鍵を渡されたり、金額が天文学的に吊り上げられたりと、とんでもないドSなお仕置きを受ける事になったのだった。
おそ松さん達(一松以外)「あざーす!」
一松「いいから拇印だアアァ!!」(怒声)
(詳細はゲス一松を参照)
一方、ダヨーンは美女薬の力でミスコンで優勝するが、その式典の最中に元の姿に戻ってしまった。
原典?
コミックボンボン版エピソード『スパーク!!トト子ちゃんの巻』(電子書籍版33巻収録。初出は月刊コミックボンボン1989年1月号)
イヤミとチビ太がデカパンの発明した変身マシーンでトト子ちゃんに変身して松野兄弟をダマすお話。「女の子に変身する」というトコロから「レンタル彼女」の原典とも考えられる?
ちなみに、この物語ラストは変身マシーンが壊れてしまった事で、皆の前で元の姿に戻ったイヤミとチビ太は松野兄弟に、いやその場にいたトト子ちゃんが状況を理解して激怒!
彼女にボコボコにされてしまう。
松野兄弟もトト子の恐ろしさを実感し、しばらく距離をおいた。
また『イヤミさん好きよ!のまき』(電子書籍版34巻収録。初出は月刊コミックボンボン1989年11月号)では、デカパン博士が30分だけ美人になれる薬を開発したエピソードがある。
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性転換松 - ファンによる二次創作